日誌

フィールドワークイン山陰 その②~グループ研修(理工・人文)~

2021年10月15日 14時02分

FW in 山陰ではチャレンジグループごとでの研修も行いました。
≪理工≫
理工グループは島根大学理工学部の授業をオンラインで受けました。
「石油はいつなくなるのか?」「無限について」の2つの講義を受けました。生徒は、現在のエネルギー使用の状況や新しいエネルギーの可能性を学んだり、高校とは違う大学の数学で数学の奥深さ面白さを学ぶなど、普段の授業で学べないこと経験することができ刺激を受けていました。




無限集合の要素の個数の数え方を必死に考えています


物理では石油が富士山何杯分か計算もしてみました!

ブレイクアウトルームでグループごとに意見を交換もしました!


≪人文≫
 人文グループはフィールドワークイン山陰の1日目午前中、「米子の歴史と文化
を学ぶ」「地域の文化歴史を活かした観光まちづくりを知る」をテーマに米子城と
その城下町を米子観光まちづくり公社「歴史町歩きコース」による現地訪問を実施
しました。
 短時間(3時間ほど)で滞在で駆け足での訪問となりましたが、ネット等で見聞き
したものを実際に自分の目で見ることができた貴重な体験になったと思います。


まず最初に米子城址三の丸発掘調査現地見学を行いました。
米子市の担当者の方から説明を受けました。


米子城本丸跡を目指します。途中、要所要所で説明を受け
ながらの、かなりきつい上りでした。


米子城下山後、米子城下町の歴史と文化に触れる「まち歩き」
をしました。代表的な町屋で内部を公開されている 判屋船越家
を訪問。


多くの寺が立ち並ぶ寺町を歩きました。この辺りは倉吉との
関係も深く、倉吉から移転してきたお寺や、人々の暮らした町
もあり、興味深い話を聞きました。


江戸期以降も商都として発展した米子の勢いを、いくつかの
近代建築に見て取れました。

米子の文化や歴史の一端を垣間見る中で、米子城や市内に残る町屋や
近代建築を、それを観光に活かすことで保存へとつなげていく活動
が続けられているということに興味がわいたまち歩きでした。