制御・情報同好会の紹介

1 全国高等学校ロボット競技大会へロボットを設計・製作し、大会に参加する。
  競技例(毎年課題が変わります。)

 

2 ものづくりコンテスト電子回路組立部門に参加する。

3 ものづくり教室講師補助

日誌

若年者ものづくり競技大会に出場しました

2017年8月8日 11時51分

 平成29年8月4日(金)に名古屋市の名古屋市中小企業会館で、第12回若年者ものづくり競技大会が開催されました。
 鳥取工業高校の制御・情報科3年嶋田壮志(たけし)君がこの大会に中国地区の工業高校生を代表して出場しました。
はんだ付けとプログラム作成で4時間の競技です。
早い選手は1時間程度ではんだ付けを終えていました。遅い選手でも2時間ほどで終了しプログラム作成に入りました。
プログラムの課題は5問です。
・ボリュームにより電圧の値を読取り、LEDバーの点灯個数に反映させる。
・ロータリーエンコーダの回転を読取り、LEDバーの点灯個数に反映させる。
・基板の傾きを加速度センサーの値で読取り、LEDバーで傾きの度合いを表示する。
・配布された配列データを読取り、グラフィック液晶に表示する。
・グラフィック液晶の中央から4回転する渦巻きを2.5秒で表示する。
選手は工業高校の他、職業能力開発大学校、産業技術短期大学校からたくさん参加しており、総勢28名での競技となりました。
嶋田君は残念ながら入賞を逃したものの、貴重な経験ができました。
嶋田君

八頭町ものづくり教室スタッフ参加

2017年3月14日 16時55分

平成29年3月12日(日) 八頭町中央公民館で開催されました、八頭町ものづくり教室にスタッフとして参加しました。

この教室は八頭町の小中学生が参加し、毎回鳥取大学の先生の指導で電子工作をしています。
今回は超音波センサを使用して距離を測定する電子機器を作りました。測定した距離はマイコンチップを用いて、cm単位で7セグメントLEDに表示させます。
今回の作品
今回製作した超音波センサによる距離測定器(12cmを表示中)

この距離計は4cm以下になると音を鳴らす機能のon offを切り替えます。
3cmごとに距離によって音階を変えるので、楽器としても使えます。

高校生スタッフ

高校は3年生が卒業し、今回は1年生と2年生のみが参加しました。
スタッフとして何度も参加した生徒は伝え方も上手になってきました。
参加者のみなさんに喜んでいただきながら、自分たちのレベルも高められるので、良い経験を毎回させてもらっていることに感謝しています。
    
指導中1

指導中2
指導している生徒

ものづくりコンテスト電子回路組立部門県大会優勝

2016年12月22日 10時17分

12月20日(火) 米子工業高校でものづくりコンテストが開催されました。
制御情報同好会から3名の生徒が参加し、2年連続の県大会優勝を果たしました。
 優勝 制御・情報科 2年 嶋田 壮志
 3位            1年 田中 天斗
 6位           1年 田中 康博

嶋田君は来年広島で開催される中国地区大会へ鳥取県代表として参加します。

電子回路組立部門の課題は以下のとおりでした。
 1 大会事務局から示された入出力装置の設計と製作
 2 制御対象装置(大会事務局で準備)をコントロールするプログラムの作成
 3 上記1、2をつなげて動作させる

           優勝した 嶋田君


           鳥工から参加した選手
   左から 田中康博君、嶋田壮志君、田中天斗君



  

八頭町ものづくり教室へのスタッフ参加

2016年12月12日 07時22分

八頭町中央公民館で12月11日(日)に開催された八頭町ものづくり教室に指導スタッフとして参加しました。
今回はフルカラーLEDを17個取り付けたLEDスティックです。


arduinoを使って、ボタンで発光パターンや演奏する音楽を切り替えられるようにしています。
およそ20名の小中学生参加者があり、楽しく製作しました。
クリスマスには良いアイテムになると思います。
 ※arduino (アルデュイーノ) :AVRマイコンを使用した初心者でも簡単に扱えるマイコンボードです

次回は3月12日(日)に八頭町中央公民館で超音波を使った距離測定器を製作する予定です。

開会式での自己紹介
  左側は鳥大生、右側が鳥工生


部品の説明をする生徒

第16回高校生ものづくりコンテスト全国大会電子回路組立部門に参加!

2016年11月18日 12時50分

工業の各部門で日本一の技術を競う「高校生全国ものづくりコンテスト全国大会」が今年は北海道で11月12日(土)~13日(日)に開催されました。

本校からは、電子回路組立部門に制御・情報科3年小谷和也君が中国地区の代表として参加しました。

大会は9ブロックの地方大会で優勝した代表者9名と開催地枠の1名を加えた10名で競われました。
競技の流れは次のとおりです。
1.当日示される仕様をもとに入力装置の回路を考える。
2.入力装置の回路図を書く。
3.入力装置を製作する。
4.入力装置の状況に対応した出力回路の動作が指示されるので、指示通りに動作するプログラムを作成する。課題は12問。
5.動作確認をしてプログラムを提出する。

この全てを2時間30分以内に行います。
今回の大会ではハードウェアでミスをした生徒が多く、半数の生徒のプログラムが1問も動作しないようでした。

小谷君は健闘しましたが、残念ながら3位までに入ることができませんでした。4位以下の生徒の成績は発表されないのでどのような評価であったのかはわかりませんが、精神的な経験値を高めることができた大会でした。

大会期間中は有名芸能人が16万人を動員した3日連続の札幌ドームでのコンサートがあり、札幌市内のホテルがとれず、毎日市外のホテルを転々と移り宿泊しました。生徒には落ち着かない日程であったと思います。また、直前に北海道では大雪となりどうなることかと心配しましたが、大会前後は雪もすっかり溶け、予定通りに移動できました。

12月には来年度の広島での全国大会をめざして鳥取県大会が開催されます。1、2年生の部員が先輩に続けと日々練習に励んでいます。
小谷君
             競技中の小谷君

 出力回路
 出力回路(これをプログラムで制御します)

 出場記念盾
 大会参加記念盾(正面玄関に掲示しています)

制御情報同好会 第24回全国高等学校ロボット競技大会石川大会出場

2016年11月9日 16時16分

 11月5日(土)、6日(日)に石川県金沢市で行われた標記大会に制御・情報科3年の国岡さん、濱田さん、徳長君、宮川君、山本薫君の5名が出場しました。
 全国から128台のロボットがエントリーしたこの大会は、4台ずつ32グループに分かれて予選を行いました。本校は抽選の結果、予選第2組の長野県岡谷工業高等学校、岩手県盛岡工業高等学校、宮城県黒川高等学校のロボットと予選突破を競い合いました。
 試合は慎重に操縦しすぎて、段差を降りるときロボットのバランスを崩し転倒させてしまいました。その時ロボットの一部分が破損してしまい、再スタートして今度は段差をクリアーしアイテムを取りに行ったのですが、破損した個所が原因でうまく作動せず、予選を突破することはできませんでした。製作に思った以上に時間がかかり、十分に練習できなかったのが敗因の一つですが、せっかく生徒が一生懸命製作したロボットですので、壊れた箇所をしっかりと修理して、今後も様々な場面で活用できるように整備し直そうと生徒達と話し合っているところです。

開会式の様子です。↓


出場した生徒です。↓


段差をクリアしているところです。↓

八頭町ものづくり教室

2016年8月8日 13時58分

 8月7日(日) 八頭町中央公民館で開催されたものづくり教室にスタッフ参加しました。
 今回の製作物はFMステレオ送信機です。
 昨年度まではブレッドボードを使用して部品を差し込むだけでしたが、本年度は、はんだ付けをして部品が抜けないようにしました。
 小学校低学年から中学生までの参加者があり、はんだ付けをする部品点数が多いので、ある程度の部品を事前にはんだ付けしておきました。はじめてはんだごてを握る子どもたちが多く、苦労しながら取り組んでいましたが、完成したときの感動は大きく、ラジオから聞こえてくる自分の声に目を見開いて感激していました。
 本校の生徒も、着実に指導力を高めています。
 この、ものづくり教室のメイン講師は鳥取大学の村上先生です。先生には本校での社会人講師やものづくりコンテストでの審査員として日頃からお世話になっております。

次回は12月11日(日)の予定です。
全景
              全体の様子

指導中 
           部品をうまく曲げてね

社会人講師による制御プログラミング研修

2016年8月8日 13時32分

8月1日(月)~11日(木)までの日程で、C#によるプログラミングとARMマイコンをC言語で制御する研修を実施しています。
講師は昨年に引き続き、日本ロジックス株式会社 様から現場の技術者の方に来校いただいています。
実習室には冷房設備がないので、工業用の大きな扇風機を回しながら取り組んでいます。
初日には社長さんのお話を伺うことができました。生徒からは「ものづくりの大手企業がなぜ海外企業に買収されていくのか?」、「高くてもいいものをつくれば売れるのではないか?」という質問に、消費者のニーズやコマーシャルの力について、実例で説明していただき、生徒はユーザの視点に立ったものづくりについて認識を新たにする機会となりました。
講義風景
さあ、これから制御プログラムを作ろう!

少年少女ロボットセミナーin鳥取2016へスタッフ参加

2016年8月1日 18時55分

2016年7月30日(土)~31日(日) 鳥取市文化センター

 芝浦工業大学主催でロボットセミナーが開催され、60名の小中学生が参加し、モーターで動く6足歩行ロボットを製作しました。本校の生徒は制御情報同好会を中心に11名がスタッフとして参加しました。

 初日は、4名の小中学生に1名の高校生がスタッフとして関わり、ロボットが動くところまで仕上げました。小さな部品が多く、床に落とすと大捜索が始まります。最初は参加者も高校生も沈黙のまま開校式を迎えましたが、組立作業が始まると高校生は休む間もなく小中学生の要求に応えて指導していました。
 ロボットの装飾は宿題です。自宅で深夜までアイディアを絞ってロボットのデザインや攻撃方法を考えてきました。
 二日目の午前中は、ロボットの重さやサイズが規格に合うよう調整し、競技大会の練習を行いました。高校生はうまく動かないロボットの修理の手伝いや、練習の進行を行いました。
 お昼には廊下にロボットを並べてデザインの審査です。知恵がいっぱい盛り込まれたロボットが並びました。
 午後はいよいよ競技会です。保護者の皆さんや友達同士の応援で白熱した試合が展開されました。指導した高校生へ、試合ごとに勝敗を報告に来る小学生もあり、担当した小中学生の勝敗に高校生も一喜一憂の大会でした。

高校生は今回の活動を通じて、教えることの難しさと楽しさを実感しました。
また、小中学生を指導するための事前学習がとても充実した勉強になったようです。普段の授業より吸収したものが多かったことでしょう。

 このような機会をいただきました芝浦工業大学関係者の皆さん、参加者の小中学生の皆さんに感謝します。

 さあ、頑張ってつくろう!
 指導に集中する高校生
 競技直前の修理をする高校生
 最後は競技会で白熱!

初優勝!-ものづくりコンテスト中国地区大会-

2016年6月22日 16時46分

高校生ものづくりコンテスト(電子回路組立部門)中国地区大会


6月18日(土)に鳥取市の県民ふれあい会館で開催されました標記の大会で、本校制御・情報科3年小谷和也君が優勝しました。
第11回を迎える中国地区大会で本校の生徒が優勝するのは初めてです。


また、同じく本校から参加した制御・情報科2年嶋田壮志君が4位となりました。
各県大会を勝ち上がってきた代表者による大会で、3年生の参加が多い中、2年生が4位を獲得したことは次年度に向けての大きな期待となりました。


近年では平成26年度の第9回大会で3位に入賞しており、生徒の着実なレベルの向上を感じています。


電子回路組立部門は、モータやLEDの接続された「出力回路」を、設計仕様に基づいた入力回路である「設計製作回路」を設計・製作し、両者を「制御用コンピュータ」に接続して、自作の「制御プログラム」で目的の動作を行うシステムを完成させます。この一連の作業を決められた時間(2時間30分)で行います。


優勝した小谷君は11月12日(土)~13日(日)に札幌市で開催されます全国大会に中国地方の代表として参加します。
 全国大会の情報 ⇒ https://zenkoukyo.or.jp/index_contest/mono_index/

小谷君
 

優勝した小谷君(プログラム作成中)

嶋田君

4位の嶋田君(入力回路を作成中)