新着情報

　講師にお招きしたのは松江総合ビジネスカレッジ入学広報センター長の鴨山達郎先生。高卒就職準備をスキージャンプに喩えながら，「何のために働くのか？」「社会人と学生の違いとは？」「辛抱強くあらねばならない根拠は？」「なぜ見ためが大切なのか？」など，様々な問いかけを通してポイントをご教示くださいました。合格するためのhow toに関する情報は最低限に留め，社会人として生きることの意味やリアリティに焦点をあてた講話でした。
　あっという間の１時間。参加生徒は幾度となく自分自身に問いかけたことと思います。社会人として生きる覚悟が本当にできているのか…。ごくわずかな情報や一般的なイメージで仕事を選んだり，自分に適性があると思い込んでいたりしないか…。資料に満載の最新情報に鴨山先生からの問いかけを重ねあわせると，社会からのメッセージが次々と感じ取れる有意義な時間でした。
　八頭高校には「地元鳥取の力になりたい」と願う生徒が多く在籍しています。それだけに，その思いを新たにした生徒も多くいたことでしょう。鴨山先生，生徒達の背中を力強く押していただきましてどうもありがとうございました。
 

まず、離任式ではこの春異動となった職員１７名が壇上に上がり小倉健一校長から紹介されました。離任職員を代表して、安藤公正副校長がお礼と八頭高生に託す思いを述べました。

続いて退任式が行われ、この春定年退職となる澤田純路先生（地歴科）と中西須美子先生（養護教諭）が挨拶し、執行部生徒から花束を受け取りました。

また、この春は小倉健一校長先生も定年退職となります。校長退任式が行わました。校長は退任の挨拶として、自分の歩んできた人生を振り返り、退職までの４年間を八頭校で過ごすことができたことを感謝し、これを糧にこれからも何らかの形で教育に関わっていきたいという思いを述べました。そして、生徒会長から花束を受け取り、笑顔で握手を交わしました。

その後、退任・転出職員は生徒の拍手に送られて会場を後にしました。

　この学年にはこの春から１８歳になる生徒もおり、選挙権が与えられます。そしてこの夏に予定されている参議院選挙では投票をすることができるようになります。そのような生徒たちに有権者としての意識と責任を自覚するための取り組みとして実施しました。鳥取県選挙管理委員会職員により、選挙や投票の意義、選挙の手順、比例代表選挙の当選者数の配分（ドント方式）などについて説明がおこなわれました。そして、代表者による模擬投票などもおこなわました。政治を身近に感じ、社会とのつながりを意識する良い機会となりました。