平成29年度 「科学を創造する人財育成事業」
2017年11月14日 15時09分10月7日(土)、平成29年度「科学を創造する人財育成事業」が本校にて開催されました。
午前は第一体育館で講演会で、午後からは「数学コンテスト」・「科学実験」などが行われました。
午前の講演会では、明治大学 研究・知財戦略機構 特任教授 先端数理科学インスティテュート所長の杉原厚吉 先生にご講演いただきました。
演題は「どうして数学で錯覚の仕組みがわかるの? ~身の回りの現象を探る数理モデリングという方法~」です。
講演後の生徒からの質問にもお答えいただきました。
午後からは、「数学コンテスト」と「科学実験(物理・化学・生物・地学・情報・家庭科・数学)」が行われました。
こちらは数学分野です。テーマは「二つの見え方を指定して、自分独自の変身立体を設計しよう」です。
引き続き杉原先生にご指導いただきました。
こちらは、情報分野です。
テーマは、「プログラミング演習」です。ビジュアルC++の初歩を学び実践します。
こちらは、家庭科分野。
テーマは、「人口イクラを作ろう」です。実際に食べられる材料を使い、様々な色のイクラを作って食べてみます。
こちらは、地学分野です。
テーマは、「化石を探そう」です。ハンマーや市販のルーターなどを用いてクリーニングし、化石の特徴から化石の分類にチャレンジします。
こちらは、物理分野です。
テーマは、「重力加速度測定コンテスト」です。
生徒の皆さんが工夫して、実験方法を考え、どの班が最も正確な値を測定できるかを競います。
こちらは、科学分野です。
テーマは、「Wittig反応」です。
Witting反応を扱い、いくつかの反応を経て、目的の物質が合成されていく過程を実験をしながら体感します。
関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 准教授の工藤宏人先生にご協力・ご指導いただきました。
こちらは、生物分野です。
テーマは、「DNA型鑑定によって犯人を特定してみよう!! ~DNAフィンガープリント法によるプラスミドDNAの分析・比較~」です。
こちらは、第二体育館で行われた、「数学コンテスト」です。
数学の問題をStepごとに出題(標準→発展→ハイレベル)され、審査員が解答を審査し合格すれば次のエリアに進出でき、全てのエリアのクリアする速さを競います。
生徒の皆さんは、普段経験できない貴重な体験をできたことと思います。
それぞれの研究の体験を、今後の自分の関心分野で生かしていって欲しいです。
今回も、他校からたくさんの生徒さんにご参加いただきました。
また、この開催にあたって多くの皆様のご協力を賜りました。心より御礼申し上げます。