農業クラブ紹介

全国各地で農業を学ぶ高校生は、全員が農業クラブに加盟し、クラブ員として「指導性」「社会性」「科学性」の伸長を目標に日々プロジェクト活動をはじめ各専門分野の活動を行っています。主な者は、「意見発表」「プロジェクト発表」「測量競技」「農業鑑定」「家畜審査」等です。全国に約330校あり、約9万人の高校生が加盟しています。

農業クラブ 活動日誌

校内意見発表会を行いました

2020年6月10日 16時58分

校内意見発表会を行いました

 6月9日(火)に、校内意見発表会がありました。意見発表会では、5月8日(金)に、クラス内で行われた意見発表会で選ばれたクラス代表が、本日全校生徒職員の前で発表を行いました。
 意見発表は、全員が加盟している農業クラブの取り組みで、生徒の身近な問題や将来の問題について、抱負や意見を発表します。発表をとおして問題解決のための自主的・積極的な態度と能力を養うことを目的としています。発表者は、いかに自分の気持ちと発表内容を聴衆に理解してもらうことができるかを考えて発表します。

発表の演題は、次の9つでした。
「父を超える酪農経営者を目指して」
「一人っ子と後継者」
「新型コロナウイルスからの問」
「生産物の加工・販売について」
「倉吉農業高校で学ぶ」
「鳥取県一のフラワーガーデンを創造する」
「林業の後継者を目指して」
「田んぼがつなぐ我が家の絆」
「将来の夢の先」

審査の結果、次の3人が受賞者と決定しました。(発表類型とともに発表されました)

最優秀賞
Ⅰ類 生産・流通・経営
生物科3年生「父を超える酪農経営者を目指して」
優秀賞
Ⅱ類 開発・保全・創造
環境科2年生「林業の後継者を目指して」
優秀賞
Ⅲ類 ヒューマンサービス
環境科1年生「鳥取県一のフラワーガーデンを創造する」

 校内意見発表で最優秀賞・優秀賞に輝いた生徒は、学校代表として7月9日(木)に本校で実施される県意見発表会に出場することになります。代表者はさらに意見発表内容に磨きをかけ、県意見発表に臨んでください。

【審査長講評】
 新型コロナウイルスの感染拡大により、今年開催予定であった中国大会や全国大会が中止になり、目標がなくなったのではないかと心配していた。しかし、今回の発表を聞き、自分で目標を持って日々取り組んでいる姿を知ることができ嬉しく思う。また、聴衆者の聴く態度や発表内容が日々の学びとリンクしていたことが素晴らしいと感じた。所作も素晴らしく、県大会でも期待している。
 県大会に向けて、数的根拠などを取り入れ実体験に基づいた内容にすることでさらに厚みが出る。重要になってくるのは、プロジェクト学習であり、1・2年生は特に意識をして実習や当番活動などに取り組んでほしい。また、発表者は目線を上げ、聴衆の表情を見ながら発表できるようになると声も通り、よりよい発表になる。農業クラブ活動で培う、農業クラブ3大目標の「科学性」「指導性」「社会性」は社会で必要な力なので、日々の農業クラブ活動に力を入れてほしい。期待している。



本日は、ステージ後ろに発表者をモニターしました
Ⅰ類校内代表の発表

Ⅱ類校内代表の発表

Ⅲ類校内代表の発表

発表が終わるたびにマイクや演台の殺菌・ふき取り
も行いました