お知らせ
令和4年度 中学生体験入学について
令和4年7月26日~27日に実施いたしました。
多くの皆様にご参加いただきありがとうございました
令和3年度 オープンスクールの開催について
令和3年10月2日に実施いたしました。
多くの皆様にご参加いただきありがとうございました
中学校進路指導資料「輝け! 夢」 倉吉農業高等学校
生物科 Q&A
Q1 園芸コースで一番大変なことは何ですか。
A1 園芸コースで学ぶのは主に野菜と果樹についてです。つまり植物相手に学びます。植物は話しませんから、暑い、寒い、水が欲しい、体の調子が悪いなどを言葉で伝えることができません。したがって人間がそのことをしっかりと目で見て、感じ取ってやらなければいけません。そのためには毎日観察してやり、変化に気づくことが大切です。毎日世話をするのは一見簡単そうに思えますが、実は忍耐力のいる大変なことなのです。しかし、植物の成長していく様子を毎日観察してその生命力にふれるのは、とてもおもしろく、感動します。
Q2 畜産コースでは、どんな動物を飼育していますか。
A2 本校、嵐が丘牧場で乳牛・馬・豚・鶏・山羊・ミニ豚を飼育しています。飼育頭数は下表のとおりです。
種類 | 牛(乳牛中心) | 馬 | 豚 | 鶏(数種類) | 山羊 | ミニ豚 |
数 | 34頭 | 3頭 | 80頭 | 50羽 | 10頭 | 20頭 |
Q3 牛などの大型動物を飼育するのは大変ではないですか。
A3 基本的にはおとなしく人のいうことを聞く動物ですので飼育はしやすいです。ただ、暑さに弱く夏から秋の間は体調管理がむずかしいです。
搾乳する牛の体重は、平均すると650kgぐらいですが、大きいものになると750kg以上になります。足を踏まれることが時々ありますが、痛くて涙が出そうです。
Q4 生物科の園芸コースでは、どのような植物を育てているのですか。
A4 野菜と果樹を栽培しています。
野菜では、春から夏は鳥取県特産のスイカ、メロン、トマト、秋から冬にはハクサイ、ダイコン、ゴボウ、ホウレンソウ、キャベツなどを栽培します。
果樹では、これも鳥取県特産の梨です。二十世紀が中心で、豊水、あきづきや最近鳥取県で売り出し中の新甘泉(鳥取県園芸試験場育成・ブランド品種)も栽培しています。
食品科 Q&A
Q1 食品科では、どういうことを学習しますか。
A1 食品に関係したことを実習もやりながら、学習していく学科です。
ただし、食品のことだけを学習するのではなく、その原料を生産する農業の基礎的なこと、「野菜」「作物」「畜産」なども学習していきます。
そして、学科の特徴である「食品製造」「食品流通」など食品に関係することを、あれこれ学習していきます。もちろん、普通科目の授業もあります。
*2年生からは食品コースと流通コースの2つに分かれます。
○食品コース
農産物を原料とした食品加工(みそ、漬物、ソーセージ、アイスなど)のことを
学習します。しかし、加工の実習だけをやるのではなく、食品加工をやっていくために必要な「食品化学」や食品衛生に関係する「微生物基礎」などのことも学習します。
○流通コース
食品加工のことも学習しますが、出来上がった加工品がどの様にして消費者の手元
にまで届けられるのか、どうしたらより買ってもらえる商品とすることが出来るのか
を「食品流通」などで学習していきます。
環境科 Q&A
Q1 環境科はどんなことを学習するのですか。
A1 学習内容は、森林や土木、草花やガーデニングについて学習をします。
それらの学習は、自然環境(森、土壌)や生活空間(花や樹木)にかかわることを実習や座学で学び、体験をとおして地域を担う社会人をめざしています。
特に、地域の人たちとの交流を重点に置き、人との対話や交流活動を行います。
1年生は、農業と環境、植物バイオテクノロジー、農業情報処理を学習します。総合実習は、草花、造園、森林、土木に関する実習を行います。
2年生は、コースに分かれ、木材や環境(土、水)について学ぶコースと草花やガーデニングについて学びます。課題研究では、バイオ検定やワープロ実務検定などの資格取得の学習に取り組みます。
3年生は、グリーンライフ、生物活用などの教科で、交流や校外での活動を行います。
資格取得は本格的には、2年生から取り組みます。刈払機、室内園芸装飾、フラワー装飾、造園技能士などの資格がとれるよう学習します。