きずなを深める

2018年12月21日 10時42分

    充実した2学期でした。運動会、学習発表会、マラソン大会、なわとび集会など、感動的な思い出がたくさんできました。
 先日のなわとび集会には、たくさんの方が応援においでいただき、ありがとうございました。主催者の体育委員会は、なわとび集会のねらいを「各色、各班のきずなを、大なわをすることで、さらに深める」としていました。できるだけたくさん連続跳びすることが目標ですが、目的は、取り組みを通して、絆を深め、達成感を味わうことなのです。
 なわとび集会に向けた練習で、上学年が、下学年に熱心にアドバイスをしていました。 
「大丈夫」 「真ん中で跳んだら絶対できる」 「今、今、今」・・・
リズムをとり、背中を軽く押すなどの工夫もしていました。
 
 6年生児童のふり返りを紹介します。
 なわとび集会を通して学んだことが二つあります。
 一つ目は、下学年との関わり方です。これまで、どう関わればいいか分からないときがあったけれど、練習の中で、アドバイスや声かけをすることも関わりの一つだと思いました。関わり方は、遊んだり話したりするだけではないことが分かったので生かしたいです。
 二つ目は、班の中での協力・きずなです。練習するうちに、最初とべなかった下学年がとべるようになってきたし、回し手のぼくも「とばせたい」という気持ちで回すようになりました。これは、班の中で、みんなが上手になろうというきずなが生まれてきたからだと思います。

 
 本学期も、保護者の皆様、地域の皆様には、学校の教育活動に、たくさんのご支援、ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

 
 冬休みも4つの「あ」で、温かい家庭生活を送れるよう願っています。
 ありがとう…家族に感謝する。
                         家族の一員として家の仕事をし感謝される。                 
 あいさつ …家族や地域の人、お客さんにあいさつをする。
 あんぜん …雪が降り、道が凍る冬の安全に気をつける。
 あとしまつ…年末大掃除をして、清々しい新年を迎える。  

 

 ご家族おそろいでよいお年をお迎えください。

 校長 安住 順一


言葉の力

2018年11月29日 15時51分

     たくさんの方に、学習発表会においでいただき、ありがとうございました。児童は、練習の成果を発揮し、堂々と表現しました。感動や笑いに包まれた楽しいひとときでした。「涙が出るほど、感動しました」といううれしい感想もいただきました。私も目頭が熱くなる場面が何度もあり、言葉の力を改めて感じました。                        
 郡家東小学校は、「ありがとう」が行き交う学校をめざしています。
 先日の全校朝会では言葉の力について話をしました。
   
 「言葉を大切にすることで、自分の人生が幸せになる」
 「いい言葉を使って、幸せになろう」
 「鏡は先に笑いません。美しい言葉には美しい言葉が返ってきます」



 子供たちの感想を一部紹介します。
○よい言葉、悪い言葉を言うだけで人生が大きく変わると分かりました。プラスになるような言葉を言って、習慣になるよう努力していきたいです。
○言葉には、人を元気づけたり悲しませたりする力があると分かりました。人を元気づけたり、いい気持ちにしたりする言葉を使っていきたいです。
○言葉は相手だけではなく自分にも影響するんだと思いました。「鏡は先に笑いません」を意識してみようと思いました。
○確かに、いつも言われてうれしい言葉を言っている人は、いつも笑顔で、優しい気持ちの人が多いと思いました。

     
    ベストセラーになった小冊子『ツキを呼ぶ魔法の言葉』(五日市剛著)に、五日市さんの人生を変えたイスラエルのおばあさんの言葉があります。
「心の持ち方って大事よ。だけど、もっと大事なのはね、言葉の使い方なの。どんな言葉を口にするかで、あなたの目の前の状況が変わってくるし、あなたの心も変わってくるの。」
 魔法の言葉とは、「ありがとう」「感謝します」です。


『なぜ、感謝するとうまくいくのか』(五日市剛著)より
☆人は、感謝の心を持つと体から「氣」が出やすくなる。すると、脳波が安定し、リラックスした状態になる。つまり、感謝の状態が集中力を高め、力を発揮させる。口から発する感謝の言葉は感謝の心を育み、脳内分泌されるホルモンに作用して、体へ大きな影響をもたらす。
☆日々、感謝の言葉を使っていると、どんな不幸と思われるような出来事も、やがて自分にとって大きな意味があったんだととらえられるようになる。「あのときはひどく落ち込んだな。でも、あんなことがあったから、今の自分があるんだよな。」「あれがあったから、今の幸せがあるのよね。」


 感謝の言葉は、人を幸せにします。
 教育は、人を幸せにするためにあります。
    だからこそ、言葉を大切にする教育が重要なのです。

   校長 安住 順一

自制心・やりぬく力

2018年10月30日 15時45分

 全米オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手の活躍を見て、うれしくなりました。私は大坂選手の大ファンになりました。
 先日、大坂なおみ選手の話を全校朝会でしました。キーワードは「あこがれ」「ありがとう」「がまん」でしたが、「がまん」が心に残った子が多かったようです。大坂選手は、恵まれた身体能力を持ちながらも、心の弱さが課題でした。そこで「がまん」をキーワードに練習を重ねたことで、精神面で大きく成長し、優勝を手に入れることができたのです。
  大坂選手の活躍で、非認知能力の重要性を思い出しました。


◆『「学力」の経済学』(中室牧子著)の記述より要約◆

 IQや学力テストで計測される能力を「認知能力」、人間の気質や性格的な特徴のようなものを「非認知能力」という。学力テストでは計測することができない非認知能力が、人生の成功において極めて重要である。
 特に、大切な非認知能力は、「自制心」「やりぬく力」である。

自制心」は、筋肉のように鍛えるとよい。ポイントは継続と反復。自制心も、何かを繰り返し継続的に行うことで向上する。先生に「背筋を伸ばせ」と言われ続けて、それを忠実に実行した学生は成績が向上した。「背筋を伸ばす」のような意識しないとしづらいことを継続的に行ったことで、学生の自制心が鍛えられ、成績にも良い影響を及ぼしたのだろう。
 「細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する」ことが自制心を鍛えるのに有効。レコーディングダイエット法で減量に成功する人が多かったのは、「日々摂取した食事とそのカロリーを継続的に記録し体重を確認する」ことを通じて自制心が鍛えられたから。
 やりぬく力を伸ばすためには「心の持ちよう」が大切。「自分のもともとの能力は生まれつきのものではなくて、努力によって後天的に伸ばすことができる」ということを信じる子供は、「やりぬく力」が強い。親や教師から定期的にそのようなメッセージを伝えられた子供たちは、「やりぬく力」が強くなり、その結果、成績も改善した。      


 郡家東小学校で取り組んでいる「立腰」「黙働」等は、自制心を鍛えるのに適した意義ある活動です。また、学習習慣、生活習慣のふり返りを継続することも自制心を高めます。子供を励まし続け、「やりぬく力」を伸ばしていきましょう。



  
校長 安住 順一




みんなで創り上げた運動会

2018年9月28日 14時53分

   郡家東小学校は、温かい人間関係を築き、自分たちでよりよい学校生活をつくる児童の育成に努めています。今年度の運動会は、その力が発揮できるよう種目を大きく変更して、チームで協力する場面を増やしました。
 運動会の前には、めざす子供「つながる子」
「うみだす子」「やりぬく子」に関わるめあてを一人一人が立てました。
   「つながる子」・友達と協力する
   「うみだす子」・よりよい工夫をする
   「やりぬく子」・最後までやりぬく
 そして本番。児童は、めあてに向かって全力で頑張りました。みんなで創り上げた、すばらしい運動会になりました。多くのことを学び、成長した児童の運動会後の振り返りを紹介します。

○いつでも自分に何ができるかを考えて行動することができたのでよかった。
○みんなで協力することでよりよい運動会になることを学んだ。
○応援練習のときは、アイデアをたくさん出すことができた。下学年にも上手に教えることができたのでよかった。
○ぼくたちが本気でやると1~5年生もついてきてくれることが分かった。
○ともだちとなかよしパンツをやりました。さいごまでがんばりました。
○みんなでやりぬくのは気持ちがいいと分かった。これから失敗してもやりぬけるようにがんばりたい。
○6年生は、やさしく、ていねいに、分かりやすく教えていた。「さすが6年生」と思った。
○「ボール運びリレー」で、持つところを教えたり、ペースを合わせたりして、みんなが走りやすくなるようにした。
○コーンを4人で曲がるのはむずかしかったけど、内側の人がうまく曲がってくれたので上手に曲がれた。
○速くなるように、順番を変えたり、「列をつめて」と声かけをしたりした。
○5年、6年生になったら、5年、6年生のようにきびきび動きたいなと思った。
○「なかよしパンツでゴー」では、1年生に声かけをしたり、パンツをぬぐのを手つだったりした。つぎの人がはきやすいようにパンツをひろげてあげた。


☆保護者の皆様、地域の皆様、前日の準備から当日、そして片付けまでたいへんお世話になりました。雨に降られましたが、思い出に残るよい運動会になりました。ありがとうございました。

  校長 安住 順一

ふるさとを愛し

2018年7月19日 14時36分

    ふるさとへの誇りと愛情を持つ子供をめざし、学校教育目標の冒頭を「ふるさとを愛し」としています。
 生活科・総合的な学習・社会科などでふるさと学習に取り組んでいます。
 総合的な学習では、3年「大好きふるさと八頭町」・4年「ふるさとの自然を守りたい」・5年「防災について考えよう」・6年「八頭町の未来をえがこう」というテーマで、ふるさとから学んでいます。
 今年度から、道徳の教材に八頭町の偉人を扱います。次の偉人です。4年「安藤伊右衛門」・5年「橋本興家」・6年「本田實」。
 春の全校遠足では、安徳の里・姫路公園へ行き、私都の素晴らしい自然や文化遺産にふれました。 
 また、「輝く瞳おうえん隊」として、たくさんの方々に学校のご支援をしていただいています。特に、昨年度は「おじいの会」、本年度は「ばあばの会」が発足し、ますます応援団が強力になりました。地域の方のご支援に感謝し、子供たちはますますふるさとが大好きになることと思います。
 先週、山本仁志鳥取県教育長の学校訪問がありました。郡家東小学校のふるさと教育や地域連携について知りたいということで、学校長との協議と授業参観をされました。(授業参観は、3・4年生のふるさと学習)
 3年生は、自分の住んでいる地域を調べ、よいところを見つけ、堂々と発表していました。4年生は、私都川のすばらしさを新聞にまとめていました。
 県教育長は、郡家東小のふるさと学習の取り組みはすばらしいと感心されていました。これを中学校、高校へつなげていきたいとも話されました。

                         
         夏休みも4つの「あ」
 充実した1学期でした。児童は元気いっぱいです。楽しい夏休みが始まります。
 今学期も、4つの「あ」を合い言葉に全校で取り組みました。夏休みにもぜひ、家庭で4つの「あ」を合い言葉にお願いします。


 「ありがとう」「ありがとう」と感謝し、「ありがとう」と感謝される。感謝の思いをたくさん伝え合いたいものです。
「あいさつ」     進んであいさつをして、周りを元気にしてほしいです。
「あんぜん」  野外での活動も多い夏休みです。自分の命は自分で守ります。
「あとしまつ」 靴をそろえる、後片付けをするなどたくさんあります。 
   
  校長 安住 順一

前向き(プラス)に

2018年6月29日 13時07分

 松下幸之助さんは、松下電器産業(現・パナソニック)の創業者で、経営の神様と言われた偉人です。幸之助さんは、成功した理由を3つ挙げています。

  ①家が貧しかった。(父親が米相場に失敗。破産し、貧しい生活を強いられた)
  ②学校へ行けなかった。(尋常小学校4年生で中退し、丁稚奉公に出た)
  ③病気がちで身体が弱かった。

  なぜ、この3つが成功の理由なのでしょう。

  ①家が貧しかったので一生懸命働いた。少ない給料にも感謝した。
  ②学校に行けなかったので本を読んで勉強した。
   人に素直に教えてもらおうとした。
    ③身体が弱かったので自分の代わりになってくれる人を育てようとした。 


 自分に与えられたもの、起こった出来事を前向き(プラス)に考えて、行動することで、松下幸之助さんは成功への道を歩むことができたのです。
 全校朝会で松下幸之助さんの話をしました。児童の感想を一部紹介します。

 

・松下さんは、自分に与えられたものがよくないものでも、それをよさだと
みとめることができていてすごいなと思いました。私も一人一人与えられ 
たものはちがい、それが当たり前でいいと思うからプラスに変えていって、 
さらにジャンプアップできるようにしていきたいなと思いました。
・やっぱりプラスに考えることは大事だなと思いました。ぼくはプラスに考 
えることはあまりないから、苦手なことでもプラスに考えれば乗りこえら 
れるんだなと思いました。
・心に残った言葉は、与えられたことに感謝するということです。与えられ
 たことがいやなことでもプラスに変えてがんばっていきたいです。
 
  校長 安住 順一

元気な子供を育てる元気な大人

2018年5月31日 12時03分

 4月のPTA総会には、たくさんの方に参加していただき、感謝いたします。前年までに比べ、倍以上の参加者でした。
 総会では、PTA会長さんが、会議等の効率化を進めたいと話されました。大賛成です。実際、PTA執行部会は、効率よく進め、今までの半分の時間で終えることができました。また、PTA副会長さんは、代議員会の簡素化を提案してくださいました。うれしい提案です。効率化を進め、負担を減らすことで、「楽に楽しく」(前PTA会長さん)取り組めます。連携がさらに深まります。
 鳥取県教育委員会が、学校業務カイゼンプランを策定しました。策定の意図として、次のような趣旨のことを述べています。

 現在、学校や子供たちをとりまく教育環境が多様化、複雑化している。   
 そして、学校に求められる教育課題が増えている。
 そのような中、教職員の時間外業務が常態化している。(長時間労働)

 教職員の心身の健康を守り、子供たちへの教育活動を充実させるた め
    学校業務カイゼンプランを策定し、学校現場の働き方改革に取り組む。

 教職員が疲れていては、充実した教育活動はできません。元気な子供を育てるには、大人が元気であることが必須です。郡家東小学校でも、様々な学校業務改善に取り組み、長時間労働の是正を進めています。学校教育をさらに充実させるためにも、学校の業務改善にご理解ご協力をお願いします。
  
   生き方を学んだ修学旅行
 先日の修学旅行は、充実した2日間でした。協力して集団行動し、意欲的に学んでいました。特に、初めての企画、大阪駅前の高層ビル、梅田DTタワーでの体験は貴重でした。鳥取県出身の山本さんのお話を聴きました。ふるさとの大先輩の話は、自分の生き方を振り返るよい機会となりました。最上階の重厚な会議室も見学させていただき、見晴らしのよさに歓声が上がっていました
  下学年の温かいメッセージ「いってらっしゃい」「おかえりなさい」などが教室の窓に見られました。また、5年生が大きなてるてる坊主を作り、2日間の好天を祈ってくれました。温かい心遣いにうれしくなりました。

 校長 安住 順一


志を立てる

2018年4月25日 12時55分

 今年は、明治維新150年です。幕末から明治にかけての先人の生き方には学ぶことがたくさんあります。
 吉田松陰は松下村塾で、近所の青少年に「人としていかに生きるべきか」を説きました。また、一人一人の優れたところを見つけ、立志に導きました。松陰から薫陶を受けた若者たちは、志を受け継ぎ、様々な分野で活躍し、明治の日本をつくりました。
 天野清三郎は15歳で松下村塾に入塾。4歳年上の高杉晋作とよく行動を共にしました。しかし、清三郎は晋作の足手まといになるのではと思うようになります。頭の働きが鈍い自分は、臨機応変にあらゆる事態に的確に対処する晋作のまねはとてもできないと思い始めたのです。
 では、自分はどう生きればよいのか。悩みました。
 清三郎の心に残っている松陰の言葉がありました。
「お前たちの中で黒船を造る者はおらんか。黒船を造らなければ日本
 はほろぼされてしまう。」
「そうだ。自分は頭の働きが鈍くて勉強ぎらいだけど、手先が
 器用だ。物を作るのが好きだ。船造りになって日本を守ろう。」
 志を立てた清三郎は、行動します。24歳で脱藩し、イギリスに密航。ロンドンの造船所で働きながら船造りを覚えました。
 しかし、重大なことに気づきます。船を造るには、数学や物理学の学問が必要なのです。
 そこで、昼は造船所で働き、夜は学校へ通い数学や物理学を勉強しました。よく分からない英語を使って勉強したのです。後に、血を吐く思いで勉強したと語っています。
 イギリスで3年、アメリカで3年学び、帰国したのは明治7年。31歳でした。清三郎は長崎造船所の初代所長となり、日本の造船業の礎を築きました。

 郡家東小学校の学校教育目標に「志を立て」とあります。自分のよさを生かし、世のため人のためになる生き方を志してほしいという願いを込めています。
 清三郎は志を立てました。このような志を立てることができたのは、自分はどう生きればよいか真剣に考えたことと、敬愛する松陰先生の願いに応えたい、という熱い思いがあったからでしょう。
 子供のよさを見つめ、才能や魅力を発見し、子供の立志への支援ができる大人(教師、親)になりたいものです。


 校長 安住 順一

ありがとうが行き交う学校

2018年4月22日 10時47分

 春風が心地よい季節になりました。花吹雪が舞う桜並木から、青空を見上げ、幸せを感じるうれしい季節です。
 新年度が始まる前、「おじいの会」の有志の方々が学校園を耕してくださいました。また、玄関飾りボランティアの皆様は入学式に向けて、玄関飾りを一新してくださいました。地域の皆様の温かいご支援に感謝いたします。
 『幸福とは、縁ある人々との人間関係を噛みしめて、それを深く味わうところに生ずる感謝の念に他なるまい。』 森信三の言葉です。郡家東小学校の児童、職員、保護者、地域の皆様との縁に感謝し、「ありがとう」が行き交う学校づくりをめざします。
 
 今年度も学校教育目標を、「ふるさとを愛し 志を立て 自立して生きる児童の育成」としました。これは、次のような思いを込めています。

「ふるさとを愛し」 …ふるさとから学び、ふるさとへの誇りと愛   情を持つ。
「志を立て」 …自分のよさを生かし、世のため人のためになる生き方を志す。
「自立して生きる」 …よりよい生活や温かい人間関係を主体的に築く。

   始業式に、合い言葉、4つの「あ」「ありがとう・あいさつ・あんぜん・あとしまつ」の話をしました。次のような思いを込めています。

「ありがとう」(感謝する・感謝される)
        ・周りの人、もの、ことに感謝し「ありがとう」を伝える。
        ・親切にし、役に立ち、喜びを与え、感謝される。
「あいさつ」
       ・あいさつは心をつなぐ。(人間関係づくりの基本)
     ・自分から先に明るいあいさつをする。さわやかな返事
「あんぜん」(あんしん)
   ・尊い命を守る。安全な生活を送り、自分の身は自分で守る。
   ・安心して過ごせるいじめのない学級、学校
「あとしまつ」 
           ・最後までやりぬく。使った道具を片付ける。
   ・黙働(黙って掃除) 靴、スリッパそろえ

 本年度も、郡家東小学校には充実した職員がそろいました。「ありがとう」が行き交い、「輝く瞳」であふれる学校になるよう職員一同、誠心誠意努力いたします。学校、家庭、地域が連携して児童のよりよい成長をめざして手を取り合っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。

 
 校長 安住 順一
 

羽生結弦の3つの感謝

2018年2月28日 09時00分

 日本の獲得メダル数が、冬季五輪史上最多となった平昌オリンピック。様々な競技の選手から多くの感動をもらいました。
 羽生結弦選手の演技をどきどきしながら見ていました。優美で力強い演技に心が震えました。「これが絶対王者だ」と小さく叫びました。2大会連続の金メダル獲得。フィギュアスケート男子の連覇は66年ぶりという快挙です。
 羽生選手のインタビュー記事を読むと、感謝の心があふれていました。負傷していた右足が持ちこたえたことへの喜びと感謝。痛み止めを飲まなければジャンプできない状態だった右足です。
「右足ががんばってくれました。右足に感謝しかないです」
  周りの人への感謝の言葉もたくさんありました。
「なんとか滑ることができました。とにかくたくさんの方々がサポートしてくださって、この会場で滑り切れてほっとしています。今まで以上の応援があって、恵まれていました」
 すごいと思ったのは、けがで練習できなかった昨年11月からの環境にも感謝していることです。
「全然二ヶ月間は無駄だったとは思ってないし、むしろ、またたくさんのことを学べたなと思っています」 
 コーチは羽生選手についてこう語っています。
「意気消沈することが一度もなかった。一日一日こなさなければいけないことに対し、いつも前向きだった。心が本当に強い」
 がんばってくれた自分の右足に感謝し、周りの人に感謝し、逆境へさえ感謝しています。感謝する人には幸運の女神が味方するのです。


                            感謝のスキー教室

 2月上旬のスキー教室を表す言葉は、「感謝」です。
 よい天候に恵まれた二日間に感謝。二日間ともよいコンディションというのはまれです。白銀の山に映える真っ赤な夕陽は感動的でした。氷ノ山の美しい大自然に感謝です。
 スキーの指導をしてくださった多くの地域の皆様、保護者の皆様に感謝。熱心に指導していただいたおかげで、どの子もスキーが上達しました。
 決まりよく協力して集団生活ができたことに感謝。素晴らしい高学年でした。
 ありがとうございました。

    校長  安住 順一