学校長日誌

校長室から 6

2015年4月16日 10時07分

再び暖かい春の日差しがさしています。昨日までの雨や肌寒さもすっかりなくなり、とてもいい季節となりました。一年の中でも気持ちのいい時期になっています。
校内を回っても、あちらこちらで鳥のさえずりが聞こえ、またそよ風に揺れて葉っぱがすれる音が聞こえます。野菜の畑ではスイカの苗が植え付けられて、また草花の畑ではスイセンが満開です。温室ではカーネーションのつぼみが膨らみ、母の日を待ちかねています。また果樹園ではナシの人工授粉が行われています。
そんな環境の中で先日から授業が始まっています。一年生にとっては初めての農業学習です。先ほど食品科の授業を見に行ったら、真新しい実習服が配られて、さっそく生徒たちが着用していました。今はまだ着慣れない初々しさが感じられました。でも、すぐに上級生のようにたくましく育ってくれることだと思います。
寮では一年生に日課指導や寮歌練習が行われています。寮歌練習は今日が最終日で、これが終わると一年生は寮生活が本格的に始まります。親元を離れた寂しさにも少しずつ慣れ、多くの同級生と共に生活をする楽しさを感じてきている頃かと思います。決められた規則と与えられた役割をきちんとこなし、こちらの方でもたくましく育ってくれると思っています。
また部活動も活発になってきました。硬式野球部は大きな声が聞こえてきますし、ソフトテニス部は新入部員もあって、2面のテニスコートが狭いくらいです。第一体育館ではバレーボール部とバスケットボール部が多くの生徒で練習をしていました。第二体育館では柔道部と剣道部が顧問の先生がいなくても大きな声を出して元気よく活動していました。バックには倉農太鼓部の太鼓の音や音楽部が演奏する音楽が聞こえて、放課後の学校はとてもにぎやかになっています。