学校長日誌

校長室から 13

2015年6月17日 10時05分

湿気も感じられるようになり、梅雨も本格的になったような気がします。
農業にとっては梅雨も大切な季節です。多すぎない程度に雨が降り、暑さが予感される夏に備えて欲しいものだと思っています。
今日が最終日ですが、3人の教育実習生が本校にやって来ています。東京農業大学からひとり、鳥取大学農学部から2人の学生です。それぞれの研究授業を見ましたが、まだまだの部分も多くありながら、いずれの学生も教員としての資質を感じました。実際の実物を授業に持ち込んだり、グループワークやスライドを使った授業展開など工夫の跡が見られました。生徒も真剣に取り組んでいた表情が印象的でした。
3人のうち2人は本校の卒業生です。高校時代に本校で農業の基礎知識を学んだり実際を体験して、さらに大学でしっかりと理論を勉強してきているようです。非常に意識も高く、普通科から進学した学生よりも数段上でがんばっているはずです。
今朝本校の職員に挨拶をしましたが、母校で教壇に立てた喜びや、改めて教員になりたいという決意、そして再び母校で教壇に立ちたいという夢を語ってくれました。本校出身で県内の教壇に立っている卒業生は何人もいます。その後輩となる夢が叶えられるよう応援したいと思っています。