農業女子⑧ 田んぼの観察日記
2016年7月22日 16時40分 田んぼに葉イモチ発生!
どうする農業女子!?
田植えから一ヶ月経ち、稲の草丈も膝くらいにまでなって順調だと思っていた矢先、稲に異変が・・・。
どうやら葉イモチという病気にかかってしまったようです。
葉イモチは、日照不足や高温多湿、窒素過多で発生しやすく、
一気に広がり放っておくと枯れてしまう恐ろしい病気です。
普通はもちろん農薬散布ですが、無農薬栽培でいくと決めていた
私たちは、農薬以外で防除する方法を考えました。
一時は抜くことも考えましたが、いちかばちか、
使うことにしたのは・・・酢です!
酢には殺菌効果があり、生き物に対しても安全です。
自然栽培の木村さんの本によると、リンゴ栽培での希釈倍率は150~500倍とのことでしたが、
私たちは50倍で散布してみました。(7月21日) 葉イモチが発症した株
まずはイモチにおかされた葉を手でちぎりました。 使った酢はらっきょう酢。鳥取ならではですね。
散布しているようす。
カモが集中的に泳いでいたところはイモチの発生が多かったです。
一方、カモがあまり泳いでいないところは草が繁茂していましたが
イモチの発生は少なかったです。
カモのフンには窒素が多く含まれており、窒素過多のため、
イモチが発生したのではないかと考えられました。
今後、酢の効果があったかどうか観察を続けていきたいと思います。