11月1日~3日に鳥取県立武道館で第66回鳥取県高等学校弓道新人戦、
兼第32回中国新人大会県予選、兼第43回全国選抜県予選会がありました。
ねんりんピックがあったため、例年より遅れての開催です。
1日は個人戦です。
8射6中以上が予選通過で決勝は射詰で順位を決定します。
上位2名が全国選抜へ、上位12名が中国新人へ出場できます。
女子は、山田華暖と山根桜映が6中で予選を通過。
6中以上4名で射詰競射です。
山田 〇× 準優勝
山根 〇〇 優勝
以上の結果、山根桜映の優勝(全国選抜個人戦出場権獲得)、
山田華暖の準優勝(全国選抜個人戦出場権獲得)が決定しました。
6中以上が4名だったので、5中にもチャンス到来。でも倉吉西にはおらず。
5中が6名だったので、4中にもチャンス到来。
倉吉西で4中は、竹内しおり、藤井光瑠。
中国新人大会の出場権をかけて4中の17名から2名を選ぶ射詰競射をし、
順位決定の遠近競射の結果
竹内しおりの第11位、藤井光瑠の第12位が決定しました。
男子は、小原己侍が7中、森田柊馬が6中、川原潤平が6中で予選を通過。
6中以上11名で射詰競射です。
小原 〇× 第4位
森田 × 第6位
川原 〇〇〇〇 優勝
以上の結果、川原潤平の優勝(全国選抜個人戦出場権獲得)、
順位決定の遠近競射の結果
小原己侍の第4位、森田柊馬の第6位が決定しました。
2日は団体戦の予定でしたが豪雨のため3日に順延。
新人戦、中国新人大会予選、全国選抜予選が絡む試合のため
毎年わかりにくく賞状ばかり多い試合だったので
今年から、全国選抜団体予選の競技方法を変更。
3人立各校1チーム各自8射で新人戦と中国新人予選。上位3校が新人戦入賞。
上位7校が中国新人出場(開催県枠のため例年より1校追加)
上位4校が全国選抜2次予選進出です。
全国選抜2次予選では上位4校でリーグ戦を行い
優勝チームのみが、全国選抜出場権を獲得できます。
新人戦、中国新人大会予選、全国選抜1次予選
女子は24射18中で鳥取西と同中競射の結果
1回目3-3、2回目3-2で競り勝ち優勝。
以上の結果、中国新人大会の出場権獲得と全国選抜2次予選進出が決定。
倉吉西19中、鳥取西19中、境11中、米子西11中の4校で
全国選抜2次予選リーグです。
2次予選会リーグ戦
第1試合
●米子西 ⓪7-7② 鳥取西〇
〇倉吉西 9-7 境●
第2試合
〇米子西 10-6 倉吉西●
〇鳥取西 9-7 境●
1次予選結果を見ると、鳥取西との対戦が天王山との見方が大方の予想
しかし、ふたを開けてみると第2試合でまさかの失速。
第2試合で米子西に負けたことによりかなり劣勢に。
2勝の鳥取西、1勝1敗の倉吉西と米子西、2敗の境という状況。
全国選抜の出場権を獲得するためには
第3試合で鳥取西に勝ち2勝1敗として、
さらに境が米子西に勝つことが必要です。
第3試合
●鳥取西 7-8 倉吉西〇
〇境 10-5 米子西●
倉吉西2勝1敗、鳥取西2勝1敗、境1勝2敗、米子西1勝2敗
倉吉西と鳥取西は勝率で並びますが、直接対決で倉吉西が勝っているので
倉吉西の優勝(3年連続23回目)全国選抜切符を獲得しました。
新人戦、中国新人大会予選、全国選抜1次予選
男子は、24射19中で2位。
以上の結果、中国新人大会の出場権獲得と全国選抜2次予選進出が決定。
八頭20中、倉吉西19中、米子工業16中、鳥取西13中の4校で
全国選抜2次予選リーグです。
2次予選会リーグ戦
第1試合
●鳥取西 6-7 八頭〇
〇米子工業 8-7 倉吉西●
第2試合
●鳥取西 4-9 米子工業〇
●八頭 5-8 倉吉西〇
第1試合で米子工業に負けて1敗。
第2試合終了時点で
2勝の米子工業、1勝1敗の倉吉西と八頭、鳥取西が2敗という状況。
うーん、かなり劣勢。
第3試合
●米子工業 7-9 八頭〇
〇倉吉西 11-7 鳥取西●
八頭と米子工業と倉吉西が2勝1敗、鳥取西が3敗で
3校が勝率で並びますが、直接対決で
八頭は米子工業に勝ち、倉吉西に負け
米子工業は倉吉西に勝ち、八頭に負け
倉吉西は八頭に勝ち、米子工業に負け
という三つ巴状態。
この場合は、総的中が多いチームが上位というルール。
倉吉西26中、米子工業24中、八頭21中ということで
優勝(3年連続17回目)全国選抜切符を獲得しました。
そして、3年連続11回目のアベック優勝となりました。
試合結果
個人戦
女子
優勝 山根桜映 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
準優勝 山田華暖 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
第11位 竹内しおり →中国新人大会出場
第12位 藤井光瑠 →中国新人大会出場
男子
優勝 川原潤平 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
第4位 小原己侍 →中国新人大会出場
第6位 森田柊馬 →中国新人大会出場
団体戦
新人戦、中国新人予選
女子 優勝(山田、山根、宮脇、竹内、粟田)
男子 準優勝(森田、小原、川原、木村、積田)
男子団体 →中国新人大会出場
女子団体 →中国新人大会出場
全国選抜2次予選
女子 優勝(山田、山根、宮脇、竹内、粟田)
男子 優勝(森田、小原、川原、木村、積田)
男子団体 →全国選抜大会出場
女子団体 →全国選抜大会出場
個人戦の女子5名、女子4名、団体男女は11月15日から
鳥取県立武道館特設弓道場で行われる中国新人大会に出場します。
女子個人の山根桜映と山田華暖、男子個人の川原潤平、そして男女団体が
12月25日から三重県四日市市の四日市市総合体育館特設弓道場で行われる
全国選抜大会に出場します。
中国新人大会まで10日ほど、全国選抜まで2か月弱です。
新人戦ということで、どのチームも安定した的中とならず大波乱の展開でした。
その中で競り勝てたことは大きいですね。
安定には練習と経験が必要。
頑張りましょう。
2月3日に鳥取県立武道館で
第2回鳥取県高等学校弓道1年生大会がありました。
この大会は「開け未来の扉 中国総体2025」ターゲットエイジを対象に、
競技力向上を目的に行われます。
競技は個人戦のみ、各自16射を行い、その的中総数で順位を決定します。
試合結果
男子
優勝 川原潤平
準優勝 森田柊馬
女子
優勝 竹内しおり
第3位 藤原凜
第6位 野上愛華
男子の川原潤平は16射14中で優勝。
同学年が競い合い、良い刺激と経験が出来ました。
今後、切磋琢磨して競技力を向上させていきましょう。