10月28日(金)午前、本校1年生を対象に人権教育講演会を実施しました。昨年も講演をしてくださった藤原和士さん(YouTuberかずえちゃん)を講師に招き、「多様な性のあり方を考える」をテーマに、2クラスずつに分かれて、お話を聞きました。
講演では、小学校高学年の頃からのご自身の思いや体験をお話しくださいました。そして日本でもっとLGBTQを発信していきたいと考えていること、LGBTQと言ってもそれぞれであること、知ることが大事だということなどを話されました。LGBTQは11人に1人。これは左利きの人やAB型の人と同じくらいの割合だそうです。でも、当事者がありのままを言うことができないのは社会がそうしているからではないかと思いを語られました。
最後に「この問題を知って自分たちに何ができるのか」という生徒からの質問に対して、何ができるか考えてくれることが大事であること、人によっては関係ないとシャットダウンしてしまうが、そうではなくて、関心を持ってほしいと話してくださいました。

10月27日(木)人権教育公開LHRを行いました。各学年の内容は次のとおりです。
1年:LGBTsについて~多様な性のあり方について考える
2年:障がい者問題を通して自らのものの見方・考え方をふり返る
~特別支援学校の先生方との交流を通して考える~
1年生は、先日の性に関する指導講演会の振り返りや、「フツウとは何か?」という問いかけに対する対話、明日予定されている人権教育講演会の講師である藤原和士さんの動画視聴などを通じて、LGBTsについての理解を深め、自らを振り返る作業を行いました。
2年生は、2組代表が聾学校を、1,3,4組代表が盲学校をそれぞれ訪問し、その内容を報告しました。そして公開LHRには、鳥取盲学校の舛田先生・前田先生、鳥取聾学校の尾田先生をゲストティーチャーでお招きし、お話を聞きました。
参加された保護者の方からは「『フツウ』って誰のフツウ?それぞれによって違うことを考えさせられた」「真剣に話し合う姿を見て、将来を担う彼らには『多様性』を認められる人間性をどんどん磨いてほしいと思った」などの感想をいただきました。
今回のLHRは、生徒たちが、今までどう行動してきたかを振り返るよい機会となりました。今後も自らを振り返り、マイノリティの抱える困難に学びながら、誰もが安心・安全に暮らせる社会づくりについて考えていきます。

10月21日(金)朝の時間を利用して、全学年を対象に環境教育HRを行いました。
各クラスで動画を見て、地球温暖化、ゴミ問題、生物多様性の危機について改めて確認しました。そのあと管理係がスライドを使って世界の企業の取組を知らせ、我々にできることについての呼びかけをしました。

10月20日(木)、1年生を対象に、性に関する指導講演会を行いました。この講演会は、性の多様性について理解を深めると共に、ちがいを認め合い、誰もが自分らしく安心して暮らせる社会を作るために何ができるかを考えることを目標にして実施しました。
講師に田中或(ある)さんをお招きし、「十人十色ってどういうこと?」という演題でお話しいただきました。生徒は「知ることができてよかった」「自分の言動を見直したい」「もっと表現のできる社会になるといい」などの感想を寄せてくれました。これからも学びを深め、皆が暮らしやすい社会の実現を目指していきましょう。

今年、生徒会執行部の有志生徒で、福島の復興を願って[福島ひまわりプロジェクト]に取り組みました。
このプロジェクトは、福島県から種を買い、全国各地で育て、採れた種を福島に送り返し、その種を翌年福島でまき、復興のシンボルとしてひまわりでいっぱいにするというプロジェクトです。ひまわりがいっぱい咲くことで元気になってもらうだけでなく、たくさん咲いたひまわりを全国各地から観に来られることが【観光】につながっています。また、震災で仕事がなくなった障がいのある方々が、新しい仕事として種の袋詰め作業をされ、それが【雇用】につながっています。

6月。草がたくさん生えている花壇の草取りからスタートし、土を耕し、肥料を混ぜて、土作りを頑張りました。「きれいなひまわりが咲きますように」と気持ちを込めて丁寧に土をかぶせ、水やりもしました。


8月。あまり大きくはなりませんでしたが、かわいいひまわりが咲きました。

10月。種の収穫をしました。花首を切って、網で種を落としました。採れた種をこのあと福島県に送り返します。
今年は、1年目で土がよくなかったのでしょうか。大きなひまわりになりませんでしたが、プロジェクトに取り組むことができてよかったです。
福島にたくさんの笑顔が咲きますように。
10月20日(木)、2年生と3年生で人権教育LHRを実施しました。
2年生は、自らのものの見方、考え方を振り返りました。利き手とセクシュアル・マイノリティを題材に、困難が解決された例に触れつつ、自分のものの見方に固定観念や偏見がないかを点検しました。

3年生は、人権が大切にされる社会とはどんな社会かを考えました。身近な会話から、明らかな差別や偏見ではないけれど複雑な気持ちになってしまう場面を取り上げ、自分の言動の前提になっている「ものの見方」について、改めて考えました。

どのクラスでも、提示された題材について、自分なりに考え発言している姿が見られました。
10月11日(火)避難訓練を行いました。地震を知らせる「J-アラート」での予告後、震度6の地震が発生、生徒は机の下にもぐって地震のおさまるのを待ちました。更に職員室から火災が発生したと放送があり、生徒教職員は速やかにグラウンドに避難しました。
避難後は髙垣校長から講評がありました。生徒たちは、身を守るためにどういう行動を取るべきかを改めて考えてくれたことでしょう。今後も、生徒・職員の安全を確保できるよう改善を重ねつつ、定期的な訓練を実施していきます。

10月7日(金)3年生の球技大会を実施しました。
種目はバレーボールとドッジボールです。3年生はそれぞれの進路決定に向けての学習や面接練習で慌ただしい日々を送っていますが、今日は一日エネルギー発散デイ。全力でプレーに取りくみ、存分に楽しみました。
学校行事が縮小・変更となる中での高校3年間だったと思いますが、この大会がよい思い出になったことと思います。最後に全員で記念写真も撮影しました。


