3月24日(木)第3学期の終業式を実施しました。
岩田校長は式辞で、卒業式に参加できなかった1,2年生に向けて、卒業生の功績のことを話されました。卒業生は、商業経済検定合格14名、情報処理検定1級プログラミング部門満点合格、一級7種目合格4年連続などの素晴らしい成績をあげ、1級3種目合格が121名、全員が1級合格と鳥商史上最高の記録を打ち立てました。1,2年生にもぜひとも全員1級合格を目指してほしいと語られました。次に他人に評価されていくことを意識して進路決定に向かって欲しいことと伝えられ、最後に卒業式で取り上げた福沢諭吉の話をされました。江戸、明治時代を生き抜いた彼にとって、その時代は「一身にして二生を経るが如し」(一つの体であるのに、二つの全く異なる人生を経験しているかのようだ)だったそうです。常に変化をしながら激しく移り変わる社会で生きていくために、高校時代に基礎・土台をきちんと仕上げていって欲しいと述べ、式辞を締めくくられました。

3月22日(火)に1年生、23日(水)に2年生対象の商業学科集会を行いました。それぞれの学年に対して、今後どのように学習を進めていくか、どのような計画で検定取得を目指していくべきかを、狩野商業学科主任が説明しました。その中で、全商検定1級3種目合格者の目標数も掲げられました。また、全員が、今年度の3年生が成し遂げた1級合格を目標にしていくことも確認しました。
〈1年生集会〉 〈2年生集会〉
3月17日(木)令和4年度入学者選抜検査の合格者を発表しました。
昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、複数箇所に分散させての発表となりました。 推薦入試により50名、一般試験により104名の受検生が合格し、4月7日の入学式を待つことになります。

表彰・受賞・掲載
日本教育公務員弘済会鳥取支部教育実践研究論文「大切なのは、ことが起こったその後の対応」が「学校研究 特別賞」に選ばれ、3月3日表彰式が行われました。この論文は、今年度5月に発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター発生についてまとめたものです。弘済会鳥取県支部から野崎淳介(元鳥取商業高等学校長)に御来校いただき、表彰していただきました。

また、弘済会鳥取県支部より、退職予定者への記念品贈呈式が行われ、野﨑元校長から岩田校長に記念品が授与されました。長年にわたって、本校をはじめとする県立学校の教育の充実にご尽力いただいた岩田校長に、野﨑元校長から労いの言葉がかけられました。

3月2日(水)、2年生対象の進路学習デーが行われました。この企画は、「3年生0学期」ともいわれるこの時期に、生徒自身が進路実現に向けて取り組む姿勢を育てることを目的として実施されました。
就職志望者は企業ガイダンスとハローワークによる説明を聞きました。コロナ感染拡大の状況を考慮し、オンラインでの実施となりました。
進学志望者はまず鳥取県教育委員会人権教育課の山根係長、本庄指導主事による奨学金説明を聞きました。続いて志望別に分かれて「進学に向けての概論」を聞きました。(担当は、大学・短大進学希望:鳥取大学特任教授の尾室真郷氏、専門学校進学希望:徳田進路指導主事)。また、並行して各クラスで担任による進路ガイダンスも行われました。
コロナ禍が長引くことで高校生らしい経験、体験を十分に積めていない部分はありますが、様々な企画で補っていきたいと考えています。

