行事・イベント
表彰・受賞・掲載
「知識構成型ジグソー法」で第一線の研究実績を誇る、我が鳥取商業高等学校狩野永治先生の研究成果が、2017年4月10日発行の『とうほうnavi-商業情報-第6号』に掲載されました。掲載内容は「知識構成型ジグソー法を活用した指導方法及び評価方法の工夫改善」と題する5ページ半に渡るもので、知識構成型ジグソー法の概要、学習活動の流れ、教材作成、具体的な学習活動、評価基準の作成と評価の総括等、知識構成型ジグソー法について、ご自身の実践を紹介しながらわかりやすく解説してあります。「アクティブラーニング」がさかんに取り上げられる昨今ですが、生徒に負けないよう、職員も日々研鑽に励む鳥取商業高校です。
行事・イベント
5月10日は鳥取商業高等学校の創立記念日です。毎年記念式典を行い、鳥商の歴史と発展に尽力された先達の偉業を振り返り、伝統を引継ぎ新たな歴史を作っていく使命を再確認しています。今年は坂林校長先生から、本校所蔵の絵画作品(玄関横壁画の原版画:昭和16年卒野崎信次郎氏作、油彩画:昭和45年卒野津清太郎氏作、デザイン画:平成14年卒大田智史氏作)、オリンピック選手(平成9年卒山本隆弘氏、平成11年卒小林竜一氏)の色紙の紹介を交え、卒業生が芸術、スポーツ、演劇、学術の分野で活躍されたこと、また活躍中であることは鳥商の学びがビジネスの世界だけでなく、多方面で活かされるものであることの証であるとの式辞がありました。またエディ・ジョーンズ氏(前ラグビー日本代表監督)のエピソードをもとに、校歌を大きな声で歌うことは自校へのプライドを表し集団としての力を高めることにつながるとの話もありました。人と人との関わりを大切にし、つながりを築きあげ広げるコミュニケーション力、学んだことを体験をとおして実践力へと高める行動力と技能、「鳥商マインド」と「鳥商スキル」はどの分野にも通用するものです。鳥商生であることの自覚とプライドを持ち、個々の力を高めつつ集団として様々なことに取組んで行きましょう。

創立100年を超えるだけあって本校の図書室には古い蔵書が多々ありますが、中でも最古と思われるのは簿記の教科書です。卒業生の方が古書市で見かけられ何かの役に立てばと寄贈くださったとのことです。
今から94年前、大正12(1923)年当時のものとのことで、上下巻で計100ページにも満ちませんが、西洋式簿記の基礎が実例を交えて書かれてあり、一世紀を経た現代でも通用する一冊です。
ちなみに大正末期の物価がコーヒー一杯10銭、米一升48銭のところ、定価30銭でした。
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弘文堂 最新商業簿記 上下巻 大正11年発行版 定価30銭 | ルーズリーフに関する記述 普及して間もない革新的技術だった模様 |
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複式簿記(ダブルエントリー)に関する記述 日本には明治6年に福澤諭吉が広めました | 簿記には欠かせない赤線もくっきり印刷
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