6月14日(木)6限 2年生を対象に人権教育講演会を開催しました。講師に廣岡栄一さん(ウェブデザイナー Studio-E 所属)をお迎えし、「心のバリアフリー~一人ひとりができること~」の演題でお話しいただきました。廣岡さんは脊髄性筋委縮症という病気のため小学校から車いすで生活しておられます。廣岡さんはある人たちへの偏見はその人たちと実際に触れ合い生活することで解消していくもの、偏見が続くと差別につながるとお話しされました。ご自身の高校時代の体験、同級生たちが体育祭で車いすで参加できる競技を考え実行してくれたことや一緒に街歩きを楽しんだことなどもスライドを交えて紹介されましたが、障がいのある人とない人が触れ合い共に暮らしていくことでより理解が深まると感じました。
6月14日(木)6限に3年生を対象に「命の大切さを学ぶ教室」を行いました。「子供たちを被害者にも加害者にもしないために」の演題で市原千代子様(全国少年犯罪被害当事者の会会員、NPO法人岡山犯罪被害者サポートファミリーズ理事)にご講演いただきました。市原様には昨年に引き続いての講演でしたが、ご自身のお子様を犯罪被害により亡くされた悲しみを誰にも経験させたくないとの強いお気持ちをうかがうことができましたし、犯罪やいじめの加害者にも被害者にもならないための決意をあらためて持つことができました。
教務部
行事・イベント
行事・イベント
5月10日(木)学校創立記念式を行いました。今年で学校創立108周年となります。本校は明治43年(1910年)鳥取市東町(現在の鳥取市立北中学校付近)に鳥取県立商業学校として開設され昭和34年(1959年)に湖山町に新校舎が完成し移転しました。岩田校長先生が当時の湖山地区の航空写真(1961年と1966年頃)のスライドをもとにして湖山地区の発展が鳥商を核にしてのものであったことがうかがえると説明されました。新校舎が完成した頃の付近は砂の丘で向かいの養鶏場を除けば周囲には目立った建物もなく湖山駅からも離れていました。現在の国道9号線には鳥取空港(当時は市営)が位置していました。それから5年後に鳥取大学ができ、鳥取西工業高校(鳥取湖陵高校の前身)ができ、鳥取空港が現在の地に建設され、1995年にはJR鳥取大学前駅が開業するに至っています。今では道路も整備され商業施設も数多く住宅も増え活発な町になっています。この湖山の地で約60年間鳥取商業は地域の発展を見てきました。これからも地域の活性化と発展の中核を担う学校であり続けるよう頑張りましょう。
生活指導部