平成29年度離任式
2018年3月23日 13時01分終業式に続き、離任式が行われました。今年は9名の先生方が異動となり、新しい勤務先へと転出されます。期間の長短はありますが、それぞれの持ち味を活かし鳥取商業高校のためにご尽力いただきました。新しい勤務地でのご活躍をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
終業式に続き、離任式が行われました。今年は9名の先生方が異動となり、新しい勤務先へと転出されます。期間の長短はありますが、それぞれの持ち味を活かし鳥取商業高校のためにご尽力いただきました。新しい勤務地でのご活躍をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
3月19日(月)
本校の視聴覚室はマイク設備がないため、講演や研修会等のたびに「移動式拡声器」を搬入していました。そんな中、鳥取銀行寄付型私募債「ふるさと未来応援債」により、株式会社ちむら様から「視聴覚室放送設備一式」を寄贈していただくことになり、本日、贈呈式をしていただきました。株式会社ちむら様から千村直美代表取締役様と千村大輔専務取締役様、鳥取銀行様からは森田進湖山支店長様と矢間武志ふるさと振興部調査役様にご来校いただき、アンプ・埋め込み式スピーカー×2・マイクの一式を贈呈していただきました。今後はことあるごとに移動式拡声器を搬入することもなく、放送設備の整った視聴覚室をいつでも利用することが可能となります。本校へのご厚意に感謝しつつ、末永く大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
<贈呈式御出席者様>
千村 直美 様(株式会社ちむら代表取締役)
千村 大輔 様(株式会社ちむら専務取締役)
森田 進 様(株式会社鳥取銀行湖山支店長)
矢間 武志 様(株式会社鳥取銀行ふるさと振興部調査役)
3月1日(木)に卒業証書授与式を挙行しました。坂本トヨ子鳥取県教育委員会教育委員様、岩﨑伸一PTA会長様はじめPTA役員の皆様、同窓会役員の皆様、中学校関係者の皆様にご臨席いただき厳粛な中にも温かさの溢れる式典が行われました。坂林校長から173名の卒業生に卒業証書が授与され各クラス代表が壇上で受け取りました。校長式辞ではこれからの社会生活の中で発揮すべきリーダーシップについてのお話しがあり、岩﨑PTA会長様からは卒業生と保護者の皆様への祝辞をいただきました。在校生からは代表して武田温子さんが送辞を読み上げ、卒業生する先輩たちへの感謝とこれからの活躍を願う言葉を送り、卒業生からは代表して杉本雅玖君がこれまで自分たちの成長を助け見守ってくださった方々への感謝と鳥商の益々の発展を願う答辞を読み上げてくれました。卒業生からは記念品として折り畳み椅子を寄贈していただきました。大切に長く使わせていただきます。式典後は各ホームルームで担任・副担任による最後のLHRが行われ鳥商生活最後の1日を終えました。当日は春の嵐とでもういうべき強い風が吹きましたが、卒業生の前途への追い風であったと思います。卒業生の前途に幸多からんことを職員一同祈ります。
現在、鳥取市北部に「暴風警報」が発令中ですが、本日の卒業式は予定通り実施します。生徒は安全に留意して登校してください。
なお、交通機関の乱れ等により登校が遅れる場合は、事前に連絡をしてください。
卒業式を翌日に控えた2月28日(水)午後、表彰式を行いました。3年生は久しぶりの全員登校です。鳥商3年間で優れた成績を修めた3年生の努力と栄誉をたたえ全校で祝福しました。式典では國森学年主任が各賞受賞者名を読み上げ、代表者に坂林校長先生から賞状と記念品が授与されました(外部団体からのものは伝達表彰)。式辞の中で坂林校長からは受賞者のたゆまぬ努力の結果をたたえるとともに、資格については取得を最終目標とせず取得資格を実社会で活用することが重要であるとの話がありました。1,2年生もこの3年生の成果に続くようこれからも学習、部活動に精力的に取り組んでください。各賞の受賞者数は以下のとおりです。
・「総合優秀賞」12名 ・「学業優秀賞」 6名
・「在学年間皆勤賞」23名 ・「学校功労賞」28名
・「生徒会功労賞」78名(「学校功労賞」受賞者28名も含む)
・「財団法人産業教育振興中央会長表彰」1名
・「鳥取県産業教育振興会長表彰」1名
・「全国商業高等学校協会 卒業生成績優秀者表彰」1名
・「全国商業高等学校協会主催検定1級3種目合格者表彰」47名
・「同4種目合格者表彰」19名 ・「同5種目合格者表彰」6名
・「鳥取県立高校職業教育技術顕彰」118名
・「鳥取県高等学校文化連盟表彰」2名 ・「鳥取県高等学校体育連盟表彰」1名
2月23日(金)学年末考査終業後に商業学科集会を開きました。狩野学科主任より1年間の振り返りと学習成果の一つである全商検定の取得状況について説明がありました。鳥商生として各学年で身につけたいものが自分に備わってきたか、主体的に行動できたかなど自分の姿を振り返り上級学年へとつなげて欲しいところです。あいさつ、正しい身だしなみ、整理整頓、言葉遣いなどまだまだ良くしていけます。検定取得状況については良好ではあるものの、より上位を目標にし次回へ向けて計画的に準備を進めることが大切です。特に2年生はこの3月から準備を始めないと就職・進学に間に合いません。学年末考査が終わったからといって勉強をおろそかにしていては3年での進路決定に苦労することになります。気持ちを引き締めて3月を過ごしましょう。
2月19日(月)恒例となった「ビジネスマナー講習会」を開催しました。今年もスイコー株式会社の増田千佳子先生を講師としてお迎えし、3年生の就職内定者64名(体調不良等による欠席者を除く)が受講しました。午前中は「学生と社会人の違い」や「社会人としての心構え」といった基本的な事柄について受講し、短期の転職を繰り返していると「いつまでたっても新人のまま」でキャリアアップにつながらないこと等、採用する側から見た「新社会人としてあるべき姿」についてお話をしていただきました。午後からは、接客方法・名刺交換・電話対応等について、ワークショップを交えた演習に取り組み、頭で分かっていても実際にやってみると、簡単な事がなかなか思い通りにいかないということを実体験しました。4月から社会人として新たな一歩を踏み出す生徒たちは、期待と共に大きな不安も抱えています。そんな不安を吹き飛ばすような内容のお話をしていただき、生徒たちは大変有意義な時間を過ごしていました。
2月15日(木)ユニバーサルデザイン出前授業を行いました。講師にUD推進専門員の山根恒様(鳥取県総務部人権局人権・同和対策課人権啓発担当)をお迎えし、1年生を対象に講演していただきました。誰もが困らず利用できるユニバーサルデザインの考え方や鳥取県の取組事例(講演会等での手話通訳、建物入口の自動ドア化、歩道の段差解消など)をお話いただきました。市中でよく見かけるようになったUDタクシーも今後台数を増やす予定とのことです。講演の後には展示していただいたユニバーサルデザインの商品を実際に試したり、色の見え方が異なる眼鏡をかけてみたりと体験活動も行いました。
現在、校舎外壁の塗装工事が行われていますが、約二ヶ月ぶりにモザイク大壁画がその姿を現しました。
この大壁画は版画家の野崎信次郎(本校昭和16年卒)「砂丘(夕映え)」を基に製作されたもので、幅9メートル、高さ14メートルという県内でも最大級の作品です。
このような建築物のモザイク壁画は「建物に芸術性を」という時流のもと1960年代からの高度経済成長期に数多く作られましたが、それから半世紀経った現在、老朽化と改築によって次々と姿を消しているそうです。今回のクリーニングによってタイル一枚一枚がきれいに磨かれた砂丘の夕映えは、今後も本校のシンボルとしてあり続けてくれるでしょう。
この度、本校は「キャリア教育優良校文部科学大臣表彰」を受賞しました。表彰状の文面には「貴校は…」でなく「あなたがたは…」と記されており、鳥商生一人ひとりの頑張りを認め、褒めたたえる文言となっています。生徒一人ひとりが、本校の商業教育を通して将来の社会的・職業的自立を目指し、学力・技術・人格を高めようと努力した結果の文部科学大臣表彰であり、全校生徒と共に喜びを分かち合いたいと思います。
また、硬式野球部が「第90回選抜高等学校野球大会」の補欠校に選出さたことも報告されました。これは、鳥商野球部が「甲子園出場校として相応しいチームであると認められた」ということであり、部員だけでなく全校生徒で喜びを共有することとなりました。
これら「文部科学大臣表彰」や「甲子園選抜大会補欠校選出」を糧とし、鳥取商業高等学校は、さらなる飛躍を目指して頑張ります!