行事・イベント
2月3日(金)米子コンベンションセンターを会場に「平成28年度鳥取県専門高校活動成果発表大会 」が開催されました。
この大会は、各専門高校の取組成果を共有することによって専門教科の教育活動を活性化させるとともに、生徒の表現力やコミュニケーション能力を育成し、あわせて地域産業の担い手としての生徒の意識の高揚を図ることを目的として開催されるものです。
県内の専門高校9校が参加し、各校12分の持ち時間で本年度の取り組みを発表しました。鳥取商業高校は、企業と協力した商品開発について紹介するとともに、中山間地だけでなく市街地でも発生している「買い物弱者」からみえる「ビジネスの原点」について発表しました。
行事・イベント
事務室
鳥商は伝統ある学校で、南側の3階建校舎は昭和35年に建てられたそうです。古い規格で作られた校舎なので天井は低く階段のステップ幅も狭いような気がするのですが、加えて既に半世紀を超える年月が経ち、多くの先輩方が学んで来られた証しとして階段の角はすり減り、結構滑りやすくなっていました。そんな中、生徒や職員が安心・安全に学校生活を送ることができるよう、事務室の先生方のご尽力で階段にノンスリップ工事が行われました。1階から3階までの全階段にスリップ防止の黄色いテープが埋め込まれ、以前に比べてとても昇り降りがしやすくなりました。こうした事務の先生方の支えがあって、鳥商の安心・安全な学校生活が成り立っています。
鳥取商業高校では「自分の思いや考えを整理し、臆することなく自分の意見を自分の言葉で他者へ伝える力」を身に付けるため、本校独自の『自己表現学習プログラム』を策定しています。その中のひとつに「1分間スピーチ」があり、SHRで連絡が終わったあとに、一人ずつ前に出て自分の意見や思いを発表していますが、今年は書いてきた原稿を読むのではなく「原稿をもとに意見を述べる(なるべく原稿を見ずに自分の考えを話せる)」時間にしようと頑張っています。1日に1~2名ずつ発表していきますが、1年生は1年生なりに、2年生は2年生なりに、そして3年生は3年生らしく…。学年を追うごとに堂々と発表できるようになる生徒の姿を見ていると、このプログラムの成果は確実に出ているようです。

鳥取県中部地震から2ケ月経った12月21日(水)、本校の中尾穂乃香さん(鳥デパ社長)と大平華鈴さん(同イベント部長)の2人が倉吉市役所を訪ね、鳥商デパートで集まった義援金をお渡ししました。この義援金は、期間中に来場されたお客様のご厚意によって集まった募金と鳥商デパートの売り上げの一部、さらには鳥取県商業教育フォーラムで本校と交流が始まった長野商業高校から送られてきた募金を合わせたものです。倉吉市役所では山崎昌徳副市長に対応していただき、無事に皆様からお預かりした義援金をお渡しすることができました。道中には、まだブルーシートのかかる家屋がアチコチに見られ、被害の大きかったことがうかがえます。1日も早い復興をお祈りいたします。
12月18日(日)埼玉スーパーアリーナで「第44回マーチングバンド全国大会」が開催されました。部員数の減少により、近年は「小編成の部」で参加している鳥取商業高校ですが、中国大会を勝ち抜いての14年連続16回目の全国大会出場は、本当に素晴らしいの一言に尽きます。普段はごくごく普通の女子高生ですが、先輩方から受け継いだ「鳥商マーチング」という伝統を守り続ける部員たちが、本当にたくましく、そして輝いて見えました。頑張れ!鳥商吹奏楽部!!