学校長日誌

校長室から 10

2015年5月28日 10時23分

校長室からもやっと10号を出すことができました。先日から出張がたくさんあったり、ブラウザが不調だったりして、しばらく出すことができませんでした。先ほどブラウザも復活してさっそく書いています。

一昨日ですが台湾国立陽明高級中学校から35名の生徒と5名の先生方をお迎えして交流会を行いました。新聞やテレビでも多く取り上げられており、見られた方も多いかと思います。
歓迎式典では本校の倉農太鼓と、陽明高校の宮廷舞踊がそれぞれ披露されました。聞くところによれば陽明高校の衣装はレンタルでそろえられ、この鳥取県での交流のために練習を重ねてきたそうです。陽明高校は全校で2500人という鳥取県では大規模校2校以上あるような大きな学校であるため(これでも台湾では中規模な学校らしいです)、こちらに来た生徒も今回がお互い初対面みたいなものだったらしく、この練習をとおして仲良くなったそうです。陽明高校の生徒も本校の生徒も相手の言葉で挨拶を交わしました。とても感心するくらいに見事なものでした。
そのあとの体験実習では4つのコースに分かれて本校の食品科・環境科の3年生と交流しました。陽明高校の先生方と回って、その様子を見て回りました。お互い言葉が通じないのに、一生懸命身振り手振りで説明する姿はとてもすばらしいものでした。改めて本校生徒のすばらしさに感動しています。
このような機会をとおして生徒たちは成長しています。今回の体験はいつまでも心に残っていくことだと思います。陽明高校の生徒たちも鳥取県の思い出とともに、本校の生徒を思い出してくれたらと思っています。