学校長日誌

校長室から 16

2015年7月7日 10時06分

先日(7月3日)に県内各地の中学校の先生方を招いて学校説明会と農業体験実習を行いました。多くの中学校の先生方においでいただき感謝申し上げます。
学科説明は各科の代表生徒2名ずつがプレゼンテーションで行いました。それぞれ3年生だけあって、自分の科に入学してどんなことを感じたのか、しっかりと自分の言葉で話してくれました。
また、意見発表では食品科一年生の森田さんが、「私の梨への関わり」という題で、堂々と自分の考えを発表しました。彼女は先日行った校内意見発表会で最優秀賞を獲得しました。とても一年生とは思えないくらい自分の考えをしっかりと持っています。これから県大会がありますが、活躍を期待しているところです。
引き続いて中学校の先生方に農業体験をしていただきました。今年は環境科が受け持ち実施しました。「コサージュづくり」「四つ目垣作り」「レーザー加工でプレート作り」の3つのテーマに分かれ行いましたが、指導には環境科3年生があたりました。中学校の先生が生徒になり、本校の生徒が指導したわけですが、いかがだったでしょうか。僕の目から見ると本校の生徒が懸命に指導していたことが印象的でした。
本校は「いのちから学び、いのちを育む」をテーマとした学習を進め、それぞれの科で他の学校では決して見られない貴重な体験を重ねています。本校の大きな特色である寮教育を含め、本校での教育の成果をしっかりと見ていただいたと思っています。ぜひ中学校の生徒たちに還元していただければと思っているところです。