学校長日誌

校長室から 35 (二学期始まる)

2017年8月30日 14時14分

28日に二学期の始業式を行い、いよいよ一年で一番長い二学期に突入です。
表彰伝達式では1学期の終業式に多くの表彰を伝達したのにかかわらず、またたくさんたまっていました。測量競技会やフラワーアレンジメントコンテストなど、県で一番の表彰もありました。生徒たちのがんばった成果です。
始業式を終えたあと課題テストを行い、今日は基礎学力診断テストを行いました。2年生はインターンシップに備えてのマナー講習をしています。盛りだくさんな二学期のスタートです。
さて、この夏休みには多くの生徒たちが活躍してくれました。
北海道酪農実習ではふたりの生徒が酪農家に泊まり込みの実習を三週間にわたって行い、心も体も大きく成長して帰ってきました。慣れない生活で不安も多かったかと思いますが、それを乗り越えて長期の実習をこなしました。昭和31年から始まった鶴居村との交流が昨年で60年という大きな節目を迎え、鶴居村の大石村長さんをはじめ、多くの人にお祝いをしていただきました。ふたりはしっかりとその歴史をつないでくれています。
また、ニュージーランドにはふたりの生徒が三週間にわたる研修に出かけました。こちらもホームステイをしての研修でしたが、英語力を駆使して何とか乗りきったようです。始業式のあとの報告会では山田さんが英語を使って報告していました。見事なものでした。
インターハイ柔道競技に出場した女子柔道部の応援に福島県の郡山市まで出かけました。鳥取県で優勝したとはいえ、何といっても全国の強豪チームが相手。女子生徒の左胸には「倉農」の文字。そして背中には「倉吉農高」と選手の名前のゼッケンを背負い激しい攻撃に耐えながらも、常に攻撃することを忘れずに、懸命に戦っている姿に感動しました。健闘を称えたいと思います。誇りに思っています。



今年の夏はこのように多くの生徒たちが大活躍してくれた一方、猛暑の続くなかで多くの生徒が農場の管理に汗を流してくれました。誰ひとり熱中症で倒れる生徒もいなく、「強健な身体と不屈の意志」という祥雲寮の綱領そのものだったように思います。
二学期でもその力を発揮してがんばって欲しいものだと思って期待しています。