学校長日誌

【校長室】 校長室から 39 (最後の倉農祭)

2018年11月4日 15時34分

11月2日から始まった倉農祭が今日で終わりました。
今年は天気に恵まれて、昨日の農産物販売は本当にすごい人出でした。日ごろは生徒たちが通う校内の道路に、銀座の歩行者天国に負けずとも劣らないくらいに、多くの皆さまにおいでいただきました。しかもおいでいただいた方々の年齢層の幅の広いこと。改めて地域の皆さまに愛されている学校なんだと感じています。目当てのものは購入できましたでしょうか。生徒たちが日ごろの実習で丹精込めて作り上げた品物ばかりです。しかし、販売そのものが目的ではないので、数量には限りがあります。購入できなかった方には、たいへん申し訳なく思っております。近いうちに「のうこう市場」を開店しますので、その際にはぜひおいでください。

また今年もたくさんのPTAの皆さんにもご協力いただきました。せっかくのお休みの日なので、家でゆっくりされたかったかもしれませんが、前日から、また当日の朝早くからも、精力的に準備をいただきました。「まるで製造工場のようにてきぱきと作られていた」と聞きます。その姿から生徒たちも、多くのことを学ぶのだろうと思います。

さらに、本校では、PTAの同窓会の皆さま(錦野(にしきの)会)も活動され、持ち寄られた様々なものを販売されます。いつもながら賑わいの一翼を担っていただいています。売り上げの一部は生徒たちの活動資金に寄付いただきました。感謝感謝です。

終わりになりましたが、何より生徒たちが本当に頑張ってくれました。特に3年生は倉農祭を一生懸命に盛り上げてくれました。今年ほど生徒たちの活躍が随所で見られたことはなかったのではないでしょうか。来年度以降につなげることのできる倉農祭でした。やっぱり僕の自慢は生徒たちです。みんなありがとう‼‼‼

そして、僕にとっては最後の倉農祭になりました。昭和56年に教員になってから関わってきた倉農祭ですが、最後は校長として迎えることができたのは本当に幸せなことでした。これまで支えてくれた多くの生徒の皆さん、保護者の皆さん、たくさんの先生方、地域の方々、すべての人に感謝を込めて、僕にとっての倉農祭の最後の幕を下ろしたいと思います。