学校長日誌

【校長室】 校長室から 40 (HACCPとお米甲子園、全国農業高校収穫祭)

2018年11月14日 11時57分

先週の9日(金)に、ふたつのビッグニュースが飛び込んできました。

ひとつは、本校の食品が肉加工品では全国の高等学校で初となるHACCP(ハサップ)の認証を受けることが決まったというニュースです。昨年から本校の食品担当者が、まさに必死となって取り組んできました。手順書を作成し、倉吉の保健所から指導をいただき、やっとここまでたどり着きました。
食品衛生法が一部改正され、販売する限りHACCPの取得が義務付けられるとか。卒業後は食品関係に就職をする生徒もあり、生徒たちにも還元できる認証取得だと思っています。やがては他の加工品でも取得を目指していきます。認定証の授与式は16日(金)午後1時から本校校長室で行われる予定です。

ふたつめは、「全国農業高校お米甲子園」で今年も最終審査に残ったという連絡が米・食味鑑定士協会から入りました。ここに残ることができるのは全国でわずか15校です。いろいろな農業高校からは、この最終審査に残ることが目標だという話しを聞きます。そんなに難関なものですが、本校は4年連続4回目となります。平成27年には最高金賞をいただき、全国一に輝きました。最終審査は審査員30名の官能試験なので、そう簡単にはいきませんが、何とか上位を狙ってほしいものです。今年最終審査に残ったのは、「縁結び」という品種です。いい名まえですね。
またこの大会では、別にプレゼン部門というのがあります。こちらにも最終審査に残っています。ダブルでの最終審査ノミネートです。
最終審査は11月27日(火)に岐阜県高山市で行われます。4名の生徒が参加します。大きな声援をお願いします。

そして、今月10日、11日と、大丸東京店で「全国農業高校収穫祭」が開催され、本校からも生徒4名が参加しました。ちょうど別の出張が東京であったため、幸いなことにこの様子を見ることができました。
全国から参加した農業高校は21都道府県から46校。本校は大丸店12階で開店しました。他に八重洲地下街にも出店する学校もあり、大盛況でした。多くのお客様に来店いただき、生徒たちもたいへんだったようですが、おかげさまですべての商品を完売しました。生徒たちは、全国の農業高校生に交じって、「全国の仲間」を実感したようです。