学校長日誌

【校長室】校長室から 42 (終業式です)

2018年12月20日 13時00分

今年の漢字は「災」という字でした。今年を振り返ってみると、確かに度重なる災害に見舞われたように思います。鳥取県でも大雨特別警報が発令されたり、隣の島根県では震度5強の地震があったりと、身近でも多くの災害がありました。幾度となく台風がやってきました。「災い転じて福となす」という言葉もあります。来年は災害のない幸せな年になってほしいものだと願っています。

いよいよ2学期の終業式を迎えました。
最近は「平成最後の」という言葉をよく目や耳にしますが、これを借りれば「平成最後の」2学期終業式です。来年の5月には改元を迎えますが、新しい年、新しいステージ、そして新たな未来に向かっているような年の瀬を迎えています。

今年も数多くの生徒たちの活動が新聞やテレビで連日のように報道されました。見ていただいた方も多かっただろうと思います。いろいろな生徒の活躍は今の本校の勢いだと思っています。これらは先生が与えたものでなく、生徒自らが率先して取り組んだものです。だから報道が取材に来ても、何らものおじすることなく、その姿勢は堂々としたものです。もしかしたら我々よりも堂々としているかもしれません。
そして今日は終業式の前に表彰伝達式を行いました。表彰のあまりの多さにかなりの時間を費やしましたが、ひとつひとつの表彰状の後ろには生徒たちの努力の汗があります。全校生徒たちがひとつひとつの表彰に拍手を送っていました。気持ちのいい表彰伝達式でした。
明日は金賞を受賞したお米を持って、食品科の生徒5人と一緒に平井知事と山本県教育長を表敬訪問します。これも生徒たちの努力のたまものです。

「私の自慢は生徒たちです」と、校長になってからいろんなところで話しをしています。校長として5年目になりました。言い続けることでそれが現実になっているのを感じています。

それでは、みなさま、よいお年をお迎えください。
新しい年が輝ける未来の新たなスタートになりますように。