第58回鳥取県高校弓道新人戦、第24回中国新人予選、第35回全国選抜予選
2016年10月25日 07時48分10月22日~23日に鳥取市弓道場で第58回鳥取県高等学校弓道新人戦、
兼第24回中国新人大会県予選、兼第35回全国選抜県予選会がありました。
22日は個人戦です。
8射6中以上が予選通過で決勝は射詰で順位を決定します。
上位2名が全国選抜へ、上位12名が中国新人へ出場できます。
女子は、秋田美南子6中、木山菜月6中、平田麟花7中、丸岡千秋6中、岡田輝8中、馬場輝7中の6名が予選を通過します。
6中以上が9名だったので、5中の中から3名の出場権をかけて、
高田麻鈴と近藤七海が競射に残りますが、出場権を獲得することはできませんでした。
さて、優勝決定の射詰めのスタートです。(5本目からは8寸)
秋田○○○○◎◎× 2位
木山○○○× 4位
平田○○× 5位
丸岡○× 7位
岡田○○○○◎◎◎ 優勝
馬場○○× 6位
という結果となりました。
男子は、室山琉風7中、前田航平7中、松本洋典7中の3名が予選を通過。
室山○○○○×× 5位
前田○○○○×× 3位
松本×○○ 11位
という結果となりました。
23日は団体戦です。
3人立各校2チーム各自8射で新人戦と中国新人予選。上位3チームが新人戦入賞。
上位6校が中国新人出場&全国選抜2次予選進出です。
中国新人予選に関しては、倉吉西男子は昨年度の中国新人で優勝して別枠で出場権を獲得済みなので、
中国新人大会出場権は、男子は上位7校、女子は6校に与えられます。
ただし全国選抜2次予選進出は予選上位6校のみです。
その上位6校で再度3人立各校1チーム各自12射合計36射で全国選抜予選2次予選です。
優勝チームのみが、全国選抜出場権を獲得できます。
女子は、Aチームが24射20中で1位、Bチームが16中で3位、中国新人大会出場権と全国選抜2次予選進出が決定。
男子は、Aチームが24射17中で2位、倉吉西Bが16中で3位、中国新人大会出場権(前年度優勝校枠)と全国選抜2次予選進出が決定。
そして、大事な2次予選です。
女子は、1回目11中、2回目12中、3回目12中の36射35中。
大会史上最高的中で優勝(3年連続15回目)、全国選抜出場権を獲得しました。
男子は、1回目8中、2回目9中、3回目10中の36射27中で優勝(2年ぶり11回目)全国選抜出場権を獲得しました。
ということで、2年ぶりのアベック優勝、3年連続アベック出場となりました。
試合結果
個人戦
女子
優勝 岡田輝 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
準優勝 秋田美南子 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
4位 木山菜月 →中国新人大会出場
5位 平田麟花 →中国新人大会出場
6位 馬場輝 →中国新人大会出場
7位 丸岡千秋 →中国新人大会出場
男子
3位 前田航平 →中国新人大会出場
5位 室山琉風 →中国新人大会出場
11位 松本洋典 →中国新人大会出場
団体戦
新人戦、中国新人予選
女子 優勝 倉吉西A(平田、丸岡、秋田)
3位 倉吉西B(岡田、木山、柿本)
男子 準優勝 倉吉西A(前田、小倉、室山)
3位 倉吉西B(松本佳、永田、一條)
男女団体 →中国新人大会出場
全国選抜2次予選
女子 優勝(平田、岡田、秋田、丸岡) →全国選抜大会出場
男子 優勝(前田、松本佳、室山、永田)→全国選抜大会出場
個人戦の女子6名、男子3名、団体男女が11月18日から
山口県のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで行われる中国新人大会に出場します。
女子個人の岡田輝と秋田美南子、男女団体が
12月23日から愛知県名古屋市の日本ガイシホールで行われる全国選抜に出場します。
今年度も大会前の18日~20日に主力の2年生が関西研修旅行で不在。
毎年のことながら直前に練習ブランクや疲れがあり調整が難しいなぁと思いつつ
20日の夕方に帰ってきてから少し練習して、21日に最終調整をして試合に臨む予定でした。
しかし21日の14時7分に鳥取県中部を震源とする震度6弱の地震が発生。
全校生徒がグランドに避難することに。
避難している最中にも余震が続き、なかなか校舎には戻れません。
周りを見渡すと、屋根瓦が崩れている家が方々に見えます。
電話も繋がりにくく状況の全体把握が出来ない中で
翌日からの新人戦は「開催」との連絡が入りますが、安全のため練習も準備も出来ずに帰宅指示となりました。
弓道場の状況は、地面に亀裂や弓が全部倒れた以外は特に大きな被害もなく、
余震対策で翌日まで弓は倒したままにして、準備は翌朝にする事としました。
夜の間も余震は続き、十分に休む事ができないまま翌朝準備をして会場へ出発。
少しの物音にも敏感になり、常に揺れている錯覚が消えぬまま試合となりました。
生徒は、4日間まともに練習できてない状況にもかかわらず、十分に力を発揮してくれました。
地震当日から、全国の弓道関係者の方より心配や励ましの電話やメールをたくさん頂きました。
ありがとうございました。
中国新人まで1ヶ月、全国選抜まで2ヶ月ですね。頑張りましょう!