第70回国民体育大会紀の国わかやま国体
2015年10月9日 11時52分9月27日~30日に和歌山県田辺市弓道場で
第70回国民体育大会紀の国わかやま国体弓道競技がありました。
本校からは、少年男子に杉本尚斗と岡本裕也、少年女子に岩本真奈と磯江ほのかが出場しました。
27日は近的予選です。上位8チームが予選通過で29日の決勝トーナメントに進出できます。
まずは少年女子からスタート。
少年女子は1回目を12射7中と、緊張で失速スタート。
しかし2回目は12射11中、合計24射18中で5位で予選を通過しました。
少年男子は、1回目12射11中、2回目12射10中の合計24射21中で5位で予選を通過しました。
5位タイと言っても5~8位は21中。
つまり、予選12射10中ペースでは入賞も出来ないということです。
なんというハイレベル!
ということで、男女とも無事予選を通過し、29日の近的決勝トーナメントに進出しました。
28日は遠的です。
少年女子は1回目61点、2回目60点、合計121点で6位で予選を通過しました。
決勝トーナメント1回戦は、広島と対戦。
1回戦 ●鳥取 37-62 広島○
遠的は難しいですね。ということで、5~8位決定戦へ
5~8位決定戦は各自2射の6射で競います。
その結果、29点で6位となりました。
少年男子は、1回目83点、2回目70点、合計153点で4位で予選を通過しました。
1回戦は新潟と対戦。
1回戦 ○鳥取 83-48 新潟●
ということで、準決勝へ
準決勝 ●鳥取 67-68 千葉○
なんと、1点差で負けました。惜しい!3位決定へ
3位決定戦 ●鳥取 23-43 神奈川○
ということで4位となりました。
遠的の男女とも入賞は久々です。すばらしいですね。
途中、吹いたり吹かなかったりの風に悩まされましたが、本当に良く頑張ってくれました。
29日は近的決勝トーナメントです。
少年女子からスタートです。
1回戦 ●愛媛 8-10 鳥取○
立ち上がりは良いですね。
準決勝 ●鹿児島 9-10 鳥取○
安定しています。もう少し修正をしたいところです。さぁ次は決勝!最大のライバル広島です。
と、控えで3位決定戦が終わるのを待ちますが、終わらない。なかなか終わらない。
3位決定の6射が同中で、競射になりましたが
競射も同中が続き、競射4回目が終わった時点で、
男子は自分たちの招集時間が迫っているので、これ以上は居れないと応援席を離れざるを得ない状況に。
応援の数が減っちゃうけど頑張ってね!
結局、競射は7回戦までもつれました。
そして、いよいよ決勝戦です!
決勝 ○鳥取 12-9 広島●
全員がキッチリ決めて12射皆中、一切の隙をみせることなく快勝。
全員が3年生という選手たちにとって、高校競技生活最後の試合となる国体の決勝で
12射皆中で日本一になって引退。
最高の引退試合を魅せてくれました。
日本一おめでとう!
続いては男子です。
1回戦 ○鳥取 11-10 福岡●
大前の杉本が1本目を外しますが、その後は修正して11中。
準決勝 ●愛媛 9-12 鳥取○
12本キッチリ入れて快勝。修正出来てますね。
決勝 ●鳥取 8-10 神奈川○
先ほど12射皆中した気の緩みか、普段以下の的中を出してしまい失速。
難しいですね。監督としても反省です。
優勝まであと1歩、国体近的3連覇まであと1歩というところでしたが
それでも準優勝、立派な成績です。よく頑張りました。おめでとう!
ということで、少年女子が近的優勝で24点、遠的6位で9点、合計33点
少年男子が近的準優勝で21点、遠的4位で15点、合計39点
少年種別のみの出場ながら、鳥取県弓道競技は69点を獲得。
第70回目にして、初の競技別天皇杯(総合優勝)を獲得しました。
また、競技別皇后杯(女子総合)でも3位に入賞しました。
少年男女とも遠近ともに優勝を含む入賞、本当に良く頑張りました。


少年女子(岩本真奈、磯江ほのか、永見栞子(境港総合技術)) 近的優勝 遠的6位
少年男子(杉本尚斗、頼兼耕樹(米子工業)、岡本裕也) 近的準優勝 遠的4位
競技別天皇杯 優勝
競技別皇后杯 3位
これで最後まで残った3年生も引退です。お疲れ様、よく頑張りました、ありがとう。
さぁ、いよいよこれからは新チームです。新人戦まで1ヶ月を切りました。
今回の経験を活かして先輩に負けないように頑張りましょう!
