第1回中海アダプトプログラムを実施しました!

2020年7月12日 16時39分

 家庭クラブ主催の中海アダプトプログラムを7月11日(土)9時から実施しました。毎年6月に行われる「中海・宍道湖一斉清掃」で他団体と一緒に1回目を行いますが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止で中止となった為、この度本校独自での開催でした。
 ボランティアを募ったところ、生徒122人教員12名と多くの参加希望がありました。密を避けるため、米子南高校の担当区域以外にも広がり、中海湖岸の清掃活動に汗を流しました。日差しも強く暑い中でしたが、1時間ほどでゴミ袋100袋分の可燃ゴミと10袋分の不燃ゴミ、4束の流木を回収して終了しました。3月以降、様々な活動を自粛していて大人数での協働活動が久しぶりだったためか、みんなの顔がいきいきと輝いていたようでした。

  
 たくさんのごみが流れ着いています・・・ 各々、ごみばさみ用トングを片手に作業開始です。
  
 草もふさふさで抜き甲斐があります。 見る見るうちにごみ袋がいっぱいになっていきます。
  
 100袋の可燃ごみと10袋の不燃ごみと4束の流木。 広範囲だったので少しやり残した感はあるけど、きれいになりました。

家庭クラブが販売実習‼

2020年7月12日 15時54分

 7月12日(日)日吉津ふれあい村アスパルで、家庭クラブの2年生4名が販売実習を行いました。販売したのは「大山恋ひ緑の大豆ケーキ」「いのミートのパスタソース」「ブロッコリーシフォン」の3種類です。
 新型コロナウィルス感染予防対策の為消毒はもちろんマスクをしての販売なので、「マスクをしていても笑顔が伝わる工夫」を練習して臨みました。どのくらいの笑顔が伝わったのか不安ですが、地域の皆様に応援していただき2時間ほどで完売することが出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 また、7月1日から始まったレジ袋有料化により、お客様の動向が気になっていましたが、多くの方がマイバッグを持参しておられて有料レジ袋の利用は2枚だけでした。脱プラスチックの取り組みがかなり浸透していることに驚きました。

  

調理コース3年生 製菓講習会

2020年7月10日 16時52分
調理コース

 調理コース3年生20名は、ローズガーデン米子でパティシエとして活躍しておられる西岡さんにお越しいただき、製菓の技術を教えていただきました。また、西岡さんは本校調理コースの卒業生で、先輩から直接学べる機会として、生徒もとても楽しみにしていました。

   
 まずは、ケーキのナッペ、デコレーションについて教えていただきました。生クリームの立て方にも奥と手前で生クリームのかたさを変えるなど、プロならではの技術を学びました。 ナッペ(表面にクリームを塗る)では、とても簡単そうにやっておられるように見えましたが、実際やってみると、クリームの厚さを均等にすることや、見た目をきれいに見せることはとても難しかったです。 次にしぼりです。これも簡単そうに見えますが、とても難しかったです。特に均等に絞ることは大変でした。それ以前に、クリームのかたさの調整や、しぼり袋に入れる工程の一つひとつのプロの技術の高さに驚きの連続でした。
   
 今日は、同じく本校卒業生で、西岡さんと同じローズガーデン米子で料理を作っておられる先輩も手伝いに来てくださいました。 今日はもう一品ムースづくりを行いました。西岡さんの師範を見学した後、各班で作りました。セルクルの底にビスキュイを敷き、マンゴーのムースを入れて冷やします。 もう一つ製菓の技術を教えていただきました。それは、プラチョコです。あまり馴染みのない言葉だと思いますが。粘土のようにこねたり伸ばしたりして細工できるチョコです。
   
 プラチョコを使って今日は、リボンを作りました。そんなに複雑な工程ではないのですが、大きさ、厚さ、しわの寄せ方、形、など中々西岡さんのようにはいきませんでした。 生徒からの質問にも答えていただきました。就職の不安や、進学についての不安、家でケーキを失敗する原因など、どんな質問にも的確に答えて下さり、生徒もとても参考になったと思います。             最後のお礼
 
                左下:マンゴムース プラチョコのリボン
                右上:デコレーションケーキ

環境文化コース 「生活環境」

2020年7月10日 08時28分

7月1日からレジ袋有料化が始まりました。2年生の「生活環境」では、この取り組みから海洋プラスチック問題を含めた環境問題について改めて学び、「環境のために私たちが出来ること」を考えました。そこで、出来るだけ無駄なレジ袋を少なくし、環境問題を解決させる一歩になるよう、エコバッグを製作することにしました。

   
 材料は被服製作の余り布や、着なくなった洋服を再利用しました 自分の好きな大きさに裁断します ロックミシンをかけて丈夫に仕上げます
 
  
 ミシンで楽しく製作
 出来上がりました!早速使おうと思います シャツやじんべいとおそろいです

調理コース インターンシップ事前講習会

2020年7月7日 15時00分
調理コース

2020年7月7日(火)
今年も富田克明様にお越しいただき、インターンシップを事前に控えた調理コース2年生21名に働くことの心構えや、生徒の質問に答えていただきました。
富田さんは、升水リゾート リストランテ天空の総支配人でソムリエの資格も持っておられる、サービスのスペシャリストです。

  
 サービスに限らず働くことの基本は「挨拶」。笑顔で元気よく挨拶することが重要だと教わりました。最初のうちは笑顔でいることを心掛けることで、道が開けていきます。 次に立ち居振る舞いを意識すること。清潔に見える格好を意識し、姿勢も意識して背筋を伸ばし、常にお客様から見られていても大丈夫なようにすることが肝心です。
  
 生徒の質問にもたくさん答えていただきました。ソムリエの仕事についてや、味覚や嗅覚を鍛える方法など。いろんなものを食べて、まずいと思うことは簡単だけど、自分が知らなかっただけで、表現することができなかった自分の知識不足だったと思うことで、向上心も芽生えてくるという話が印象に残りました。 最後にお礼の挨拶をしました。心に残った話は、「食べるということは、何かの命をいただくことで、命(食材)を無駄にしない」というお話でした。今日のことを忘れずにインターンシップを有意義なものにしたいです。

調理コース3年生「みつばち亭」オープン

2020年6月22日 13時33分
調理コース

みつばち亭オープンに向け練習を重ねてきた成果を発表する日がやってきました。昨日も放課後に、調理のシミュレーション、サービスの練習を行うなどして準備万端で臨みました。
記念すべき1回目はハンバーグランチを作りました。じっくり炒めた玉ねぎをたっぷり加えたジューシーなハンバーグに仕上げ、コクのあるデミグラスソースをたっぷりかけました。
付け合わせも、人参やジャガイモのシャトー剥きをグラッセにしたり、ブロッコリーをブイヨンで味を含ませたものを用意し、彩り豊かに仕上げました。その他にも、野菜たっぷりの
ミネストローネやサラダも作りました。

   
 ミネストローネは時間をかけて煮出したブイヨンで、たっぷりの野菜をじっくり煮込んで仕上げました。             ハンバーグ 最後の瞬間まで気を抜くことなく、皿の汚れや盛り付けの確認を行いました。
   
 初めてサービスで緊張しましたが、練習を思い出し、なんとか乗り切ることができました。 ソーシャルディスタンスを意識し、向かい合わせのお客様の間には、透明のつい立を用意しました。ほかにもテーブルの間隔を広げたり、レストラン入り口には、アルコールスプレーを用意するなどの工夫を行いました。 椅子やドアなどもアルコールでこまめに殺菌し、例年通りのサービスではなく、現状に合ったサービスを心掛けることで、お客様が安心してお食事を楽しんでいただける環境を作ることができました。

調理コース3年生 総合調理実習

2020年5月22日 13時40分
調理コース

調理コース3年生は総合調理実習という授業が始まります。そこでは、生徒が主となり、メニュー作成、栄養計算、レストラン作り、
サービス練習、製菓作りなど様々なことを学びます。練習を積み重ね、「みつばち亭」という教員対象の、高校生レストランをオープンするの
が目標です。今日は、豚の生姜焼き定食を作りました。製菓では、バナナシフォンケーキを作りました。

   
 豚の生姜焼きの付け合わせを炒めています。大きなフライパンでしょ?かなり重たいけど、コツさえつかめば、女子でも、扱えるようになります。 だし巻き卵は、1年生の時に何度も練習してきたので得意料理です。贅沢に一番だしをたっぷり入れて、しっとりとした美味しいだし巻き卵です。 お善に並べていきます。皿の向きや、汚れを確認したり、彩を考えて並べたりと考えることは山積みです。
   
 サービス練習では、言葉遣いや、姿勢なども気を付けないといけません。さらに、料理の提供の仕方なども、しっかり勉強します。           豚の生姜焼き定食           バナナシフォンケーキ

調理コース3年生 中国料理の実習

2020年5月22日 09時19分
調理コース

調理コース3年生は、中国料理の実習もスタートします。
今日は、エビチリ、エビマヨ、中華風しゃぶしゃぶの3品と飾り切りをテーマに実習しました。

   
 中華風しゃぶしゃぶ(雲白肉)の特徴は、長くスライスした胡瓜をたくさん使うこと! 包丁を横にして薄く切るのは難しいけど、さすがは3年生。見事な包丁さばきです。 切った胡瓜は、塩水につけてから写真のように盛り付けます。 飾り切りは、人参の蝶々を作りました。立体的でかわいい蝶々でしょ。
   
          中華風しゃぶしゃぶ              エビチリ               エビマヨ

調理コース1年生 しめ卵のお吸い物と大根の酢の物の実習

2020年5月20日 15時46分
調理コース

 今日は調理コース1年生の実習です。入学してからまだあまり実習の経験を積んでいませんが、技術向上のため日々努力しています。
1年生では基本的な日本料理を学びます。そこで、今日は昆布と鰹節の一番だしと、大根のかつらむきを使った料理を作っていきます。

  
 大根のかつらむきは、大根を薄く向いていく技術です。南高では実技試験でも挑戦します。写真では見えにくいですが先生が切ったものを伸ばしています。3メートル位かな 1年生も初めての挑戦です。最初はとても難しく感じますが、練習を繰り返せば・・・「ある日突然神が降りてきたーーー」みたいな瞬間が訪れます。それまでは努力の繰り返しです。
ちなみに、過去の先輩方の最高記録は8メートル19センチです!
切った大根は短冊切りして、塩水(たて塩)に漬けてから三杯酢で味付けします。
しめ卵の吸い物は、まず一番だしを取ります。次に卵を沸騰したお湯に入れて、ふわふわの内に、巻きすで絞めて丸く整形します。
   
 器に卵を盛り付けて、味付けしただし汁を注ぎます。仕上げに木の芽を添えて完成です。だしの豊かな香りと、木の芽のさわやかな香りが食欲をそそります。大根の酢の物は皿の中央に大山のように盛り付け、貝割れ大根を天盛りします。            大根の酢の物            しめ卵のお吸い物

調理コース2年生 ハンバーグの実習

2020年5月19日 18時06分
調理コース

 調理コースは2年生になると西洋料理を中心に実習を行います。今日は、みんながずーーっと楽しみにしていたハンバーグを作ります。
実習の一部を紹介したいと思います(^^♪

   
 先生のお手本を見てから取り掛かります。ちなみに今、先生が切っているのは(見えないけど(;´・ω・))マッシュルームのトルネと呼ばれる飾り切りです。よかったら調べてみてね!! ハンバーグの付け合わせの、ガルニチュールを準備しています。今日は、人参のグラッセ、ジャガイモフライ、ズッキーニの3種類を用意しました。すべてシャトーむきという切り方で揃えました。 ハンバーグには、ソテーした玉ねぎや、香辛料、調味料が何種類も使われています。しっかりこねて、空気を抜きながら整形していきます。
   
 同時に、デミグラスソースとマッシュルームのたっぷり入った、ソースも仕上げていきます。
ハンバーグは片面にこんがり焼き色を付けて、ひっくり返したらオーブンに入れてじっくり火を通します。
そして仕上げは・・・すごい迫力でしょ!!フランベといいます。
ブランデーを振り入れ、一気にアルコールを飛ばすと、ブランデーの甘い香りや、肉の香ばしい香りが漂います。
 ハンバーグの周りに添えてある野菜がガルニチュール。そしてシャトーむきという切り方です。料理は5色あるとバランスよく見えます。数えてみてね(^^♪ もちろん味のバランスや盛り付けも重要です。