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性教育講演会を開催しました

2020年7月10日 10時55分


本年度の性教育講演会を開催しました

 性教育講演会の目的は以下の通りです。
「性」に関する正しい知識を基本に、命の尊さや人権について深く考察する機会を与え、さらにこれから大人に成長するのに必要な肉体的・精神的な健康に関する知識を学ぶ。また、命の大切さを学ぶことで、自分も相手も大切にするという考えを身につける。
 今回は、鳥取県立中央病院より、副看護師長・助産師・不妊症看護認定看護師の橋本万住子さんにおいでいただき、「思春期の性について」と題して講演をしていただきました。



[講演概要]
 高校生の時期は、学業・人間関係等にいらいらしているのではないか。それは思春期の人だけではない。大人も同じ。まずは誰かに相談して欲しい。思春期の時期、体の変化についての相談が一番多い。女性は月経が始まったら、当然妊娠の可能性が生じる。性行為を持ったらいつ妊娠してもおかしくない。常にそのリスクを考えるべき。今妊娠したら、学校は?育児は?将来の夢はどうなる?と考えて欲しい。予定外の妊娠は人生を大きく変えてしまう。このように性行為は責任がともなう。予期せぬ妊娠をしないために「安全日はない」と考えるべき。万が一の時には、「アフターピル」のことを覚えておく。また、とにかく早く産婦人科を受診する。避妊なき性行為は暴力であるとも言える。
 他に性感染症の危険もある。性感染症は、性行為(また、それに近い行為)で感染する病気だ。感染するのに男女の区別はない。恐ろしいのは、自覚症状がないこと。日本は感染が拡大している。相談、受診、検査は早ければ早いほどよい。保健所への相談は無料だ。
 望ましい交際について考えて欲しい。「愛」は(様々な考えがあるが)相手の過去、未来、友人、その他すべてを大切にすること。覚悟、責任がともなう。愛しているからと簡単に性行為を考えて欲しくない。たった一つの命だから、自分と相手のいのちをたいせつに。今の自分にできることが何だろうと考えて欲しい。また、「いやなことはいや」と言う勇気ももつべき。
 性情報への対処は大切。このネット社会では危険な目に遭うリスクが高まっている。心の隙をねらったおそろしい罠が待っている。被害者はほとんど女子である。「だしいりたまご」(誰が?出典は?いつ発信された?リプライにどんな意見がある?たたき(攻撃)が目的ではないか?まずは、いったん保留しよう!公開情報は確認した?)を実践しよう。
 今日学んだ知識を、自分の身を守る武器としよう。

新型コロナ関係

新型コロナウイルス感染症対応について
~感染予防対策の徹底を~

 

生徒、保護者の皆様におかれましては、日常的に正しいマスク【不織布製を推奨着用・こまめな手洗い・消毒・人と人との距離をとる・三密を避ける、こまめな換気等、感染防止対策を徹底していただきますようお願いします。【詳しくは下のコロナチラシを参考に】

また、以下の2点について御確認ください。 

1 春休み中に県外を訪問した生徒に対しては、積極的に無料のPCR検査を受検してください。またPCR検査を受検する場合は、速やかに学校に連絡してください。
2 体調不良の場合は無理に登校せず、かかりつけ医又は受診相談センターに相談してください。
 
 20220713 コロナチラシ.pdf(最新)
 【とりネット緊急時トップページ】https://www.pref.tottori.lg.jp/
 健康観察表.pdf