10月23日と24日に、鳥取県立武道館で第63回鳥取県高等学校弓道新人戦、
兼第29回中国高校弓道新人大会鳥取県予選大会
兼第40回全国選抜県予選会がありました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、
23日に男子の部、24日に女子の部を個人戦と団体戦を兼ねる形で開催
また、密を避けるために立ちは各校ごとの行射、
そして、久々の有観客試合(事前登録入れ替え制)となりました。
個人は8射6中以上が予選通過で決勝は射詰で順位を決定します。
上位2名が全国選抜へ、上位12名が中国新人へ出場できます。
団体は3人立各校2チーム各自8射合計24射を行い、
新人戦は上位3チームが入賞、上位6校が中国新人大会出場と全国選抜2次予選進出。
2次予選は、それまでの的中を踏まえず
新たに3人立3立合計36射の上位1校のみが全国選抜大会の出場権を獲得します。
23日は男子の部です。
まずは、個人予選兼団体予選です。
Aチーム24射18中、Bチーム24射12中。
以上の結果、Aチーム(室山、岩瀬、漆原)が新人戦優勝、全国選抜2次予選進出となりました。
個人戦は6中以上が8名だったので、5中にもチャンス到来。
5中は9名、そのうち4名が中国新人大会に出場できます。
倉吉西で5中、日野辰之輔、加藤大雅の2名。
射詰と遠近競射の結果、日野辰之輔が11位、加藤大雅が12位となりました。
続いて6中以上の優勝決定射詰です。
倉吉西で6中以上は、中原欧介、漆原稜大、岩瀬史也、石川快浬の4名。
中原× 遠近 6位
漆原〇〇〇〇◎ 優勝
岩瀬〇× 遠近 3位
石川× 遠近 8位
漆原稜大が5本目の8寸まで詰めて優勝、岩瀬史也が3位、中原欧介が6位、石川快浬が8位となりました。
続いて全国選抜2次予選です。
倉吉西は、1室山、2岩瀬、3漆原、4中原というオーダー。
36射21中。残念ながら2位となり、全国選抜の出場権は獲得できませんでした。
24日は女子の部です。
まずは、個人予選兼団体予選です。
Aチーム24射18中、Bチーム24射12中。
以上の結果、Aチーム(西田、秋久、松田)が新人戦優勝、
Bチーム(西村、西古、髙嶋)は同中競射の結果、準優勝となりました。
また、倉吉西は全国選抜2次予選進出となりました。
個人戦は6中以上が全体で3名。
ということで、5中にもチャンス到来。
5中が9名だったので、この時点で中国新人大会の出場権は確定。
順位決定は遠近競射で行われ、
西村有花が5位、松田紗來が8位、髙嶋唯が9位、門谷咲来が10位、濱田梨乃が12位となりました。
続いて6中以上の優勝決定戦です。
すべて倉吉西で、西田有希が6中、秋久花茄が7中、松原ひなたが6中。
優勝決定は射詰競射です。
秋久花茄が唯一1本目を的中させて優勝、
4本に及んだ射詰競射は松原ひなたが勝ち取り準優勝、
西田有希が3位となりました。
続いて全国選抜2次予選です。
倉吉西は、1西田、2秋久、3松田、4西村というオーダー。
倉吉西は36射25中。
境高校と同中競射となり、3-2で敗れ第2位、全国選抜の出場権は獲得できませんでした。
試合結果
個人戦
男子
優勝 漆原稜大 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
第3位 岩瀬史也 →中国新人大会出場
第6位 中原欧介 →中国新人大会出場
第8位 石川快浬 →中国新人大会出場
第11位 日野辰之輔 →中国新人大会出場
第12位 加藤大雅 →中国新人大会出場
女子
優勝 秋久花茄 →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
準優勝 松原ひなた →中国新人大会出場
→全国選抜大会出場
第3位 西田有希 →中国新人大会出場
第5位 西村有花 →中国新人大会出場
第8位 松田紗來 →中国新人大会出場
第9位 門谷咲来 →中国新人大会出場
第10位 髙嶋唯 →中国新人大会出場
第12位 濱田梨乃 →中国新人大会出場
団体戦
新人戦、中国新人予選
男子 優勝 倉吉西A(室山、岩瀬、漆原)
女子 優勝 倉吉西A(西田、秋久、松田)
準優勝 倉吉西B(西村、西古、髙嶋)
男子団体 →中国新人大会出場
女子団体 →中国新人大会出場
全国選抜2次予選
男子 第2位(室山、岩瀬、漆原、中原)
女子 第2位(西田、秋久、松田、西村)
個人戦の男子6名、女子8名、団体男女は11月19日から
山口県周南市のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンター弓道場で行われる中国新人大会に出場します。
男子個人の漆原稜大、女子個人の秋久花茄、松原ひなたが
12月24日から茨城県水戸市のアダストリア水戸アリーナ特設弓道場で行われる全国選抜に出場します。
倉吉西史上最大の男女合わせて14名(これまでの最高は一昨年の13名)の中国新人個人出場権を獲得した喜びも束の間、全国選抜団体出場権を逃しました。
これがあるから、弓道は怖いなぁと思った試合でした。裏を返せば面白い部分でもあるのですけどね。
中国新人大会まで1か月ほど、全国選抜まで2か月ですね。
切り替えて頑張りましょう。