【弓道部】鳥取県高校総体
2018年6月7日 11時10分6月2日~4日に鳥取県立武道館で第53回鳥取県高校総体がありました。
1日目は、公式練習と開会式です。
2日目は、個人戦です。
2位までがインターハイ出場、そして6位までが入賞です。
1次予選は8射5中通過で、倉西からは15名が通過。
2次予選は4射3中通過で、倉西からは6名が通過。
決勝は、4射して上位から順位を決定するので
インターハイの切符を手にするには、ほぼ皆中するのが条件となります。
男子は、松本佳祐(S3)が3中。皆中が2名いたので、3~6位を決定する遠近競射へ。
競射の結果、第3位に入賞しました。
女子は、木山菜月(S3)が3中。他校の選手で3中が1名、皆中の生徒が1名。
よって、3中の3名によるインターハイ切符をかけた射詰を行います。
競射の結果、木山が第3位となりました。
また、遠近競射の結果、絹見翼(S3)が第6位に入賞しました。
3日目は団体戦です。
予選40射して上位4チームを選出。その後決勝リーグ戦によって順位を決めます。
昨年までの決勝リーグの順位決定は
引き分けありの勝率勝負。同率の場合は総的中勝負、決まらない場合は競射でしたが、
今年から、
「引き分けは無し、競射で決着させること」
「勝ち数が同じ場合は直接対決の結果で決めること」
「それでも決まらない場合は総的中で決定すること」
「それでも決まらない場合は、該当校による競射」
というルールに変更されました。
優勝チームのみがインターハイに出場です。
今年の男子は混戦模様。
予選1立目、立順1の米子工業が15中という結果を射場内の控えでみて競技開始。
15中を意識せざるを得ない、
立順3倉吉西は14中、立順4の境港総合技術は17中。
倉吉西出遅れる。現時点でトップは境港総合技術。
2立目、米子工業は14中、合計29中。
倉吉西は13中、合計27中。今日は的中が伸びない!
境港総合技術は8中、合計25中。
男子が終わってみれば、
(米子工業29中、倉吉西27中、境港総合技術25中、鳥取西24中)
ということで、予選2位で通過しました。
抽選の結果、第1試合は米子工業。ココが勝負か。
決勝リーグ戦
第1試合
〇米子工業 16-12 倉吉西●
●鳥取西 10-12 境港総合〇
運命の第1試合は、米子工業が勝利。
米子工業と境港総合が1勝、倉吉西と鳥取西が1敗。
第2試合
○米子工業 11-8 鳥取西●
○倉吉西 13-10 境港総合●
ん?他校が失速。倉吉西は低的中で安定?
米子工業が2勝0敗27中、倉吉西が1勝1敗25中、境港総合が1勝1敗23中、鳥取西が2敗18中。
第3試合
●鳥取西 8-12 倉吉西〇
〇境港総合 11-9 米子工業●
終わってみれば、米子工業、倉吉西、境港総合が2勝1敗、鳥取西が3敗。
勝ち数で3校が並んだので、直接対決の結果が反映されますが
倉吉西は境港総合に勝ち、米子工業に負け、
米子工業は倉吉西に勝ち、境港総合に負け、
境港総合は米子工業に勝ち、倉吉西に負け。
まるでジャンケンのように三つ巴となり、総的中で勝負へ。
倉吉西37中、米子工業36中、境港総合33中。
以上の結果、1本差で倉吉西の優勝
9年連続23回目の優勝
となりました。
女子は、1回目16中、2回目17中、合計40射33中で予選を1位で通過しました。
(倉吉西33中、米子南21中、鳥取西20中、境港総合技術20中)
決勝リーグ戦
第1試合
●境港総合 13-17 倉吉西〇
●米子南 11-15 鳥取西〇
第2試合
〇境港総合 10-8 米子南●
〇倉吉西 15-11 鳥取西●
第3試合
●米子南 13-17 倉吉西〇
〇鳥取西 13-11 境港総合●
以上の結果、3勝0敗60射49中で優勝。
5年連続18回目の優勝
5年連続13回目のアベック優勝となりました。
また、
石笠のあが女子最高的中賞(20射19中)
渡邊怜音が男子最高的中賞(20射16中)を獲得しました。
女子は危なげなく試合展開しましたが、
男子は決勝リーグ第1試合で負けた時に、今年の男子団体はインターハイ行けないねと誰もが思いました。
倉吉西の第3試合が終わった時点で、第2試合以降の他校の的中も伸び悩んでいたので念のため計算すると
「米子工業が境港総合に10中で負けたら、やっと競射になって、それに勝てばインターハイだよね。
それ以外に倉吉西にチャンスは無いよね。まぁ、そんな事は起きないわなぁ」と観客席で生徒に解説。
諦めムードで境港総合と米子工業の試合を見守ります。
「ん?9中?ちょっと待って、もう1回計算しようか。勝った?勝っちゃった?勝ったよな?」
と99%負けたと思っていたので逆にパニックになりながら何度も確認。
試合は最後まで分かりませんね。弓道ってわからない。
男子は全体が乱高下する中、低的中ながらも安定していた倉吉西男子、1本って大切ですね。早気は怖い。
「棚ぼた」の優勝をキッカケに生まれ変わりましょう。
今年も、団体戦の日は全部員が応援に駆けつけ、一丸となって応援し選手の背中を押しました。
部員全員に感謝。ありがとう。
そしてこの試合で引退の3年生、お疲れさまでした。ありがとう。
男女団体は
8月に静岡県袋井市の小笠山総合運動公園「エコパアリーナ」特設弓道場で開催される
「2018彩る感動東海総体」に出場します。
そして、あと半月ほどで中国選手権です。
まずは、出場権獲得でスタートラインに立てました。
これからが勝負です。がんばりましょう!!
試合結果
個人戦
男子
第3位 松本佳祐
女子
第3位 木山菜月
第6位 絹見翼
団体戦
男子
優勝(東本永遠、田熊健太、池口修斗、渡邊怜音、竹本勇輝、松本佳祐、西尾祐哉)
女子
優勝(西菜央、高田麻鈴、石笠のあ、絹見翼、木山菜月、松嶋美佑、湯淺美思)
最高的中賞
男子 渡邊怜音(20射16中)
女子 石笠のあ(20射19中)