6月25日(月)本校の職員が鳥取市立国府中学校に出向き、鳥取商業高校の授業を体験してもらいました。国府中学校3年生16人×2クラスの生徒さんを対象に、本校の斎藤弥生教諭が担当。「利益の計算をしてみよう」というテーマのもと、原価計算の一部を学習してもらいました。内容的には少し難しいところもあったようですが、受講した皆さんは、周りの人と相談しながら積極的に取り組み、きちんと正解を導き出したそうです。

6月8日(金)米子松蔭高校を会場に「第89回鳥取県高等学校珠算・電卓競技大会」が開催されました。電卓競技の部では団体で優勝、個人でも1・2・3位を独占し、例年どおり本校の独壇場となりました。しかしながら、珠算の部では団体で準優勝、個人でも3位が最上位となり、そろばん塾等に通っている生徒が在籍している他校にトップを譲ることになりました。鳥商の伝統を守るべく、今後の巻き返しと精進を期待します。
【電卓競技の部】
団体 ・・・ 優勝(池田・大谷・西尾)12年連続
個人 ・・・ 1位 池田鈴菜
2位 大谷健翔
3位 西尾春稀
4位 船井真裕
【珠算競技の部】
団体 ・・・ 準優勝(藤田・若林・横田)
個人 ・・・ 3位 藤田颯司
4位 若林 桃
〔電卓競技の部 団体優勝〕 〔珠算競技の部 団体準優勝〕

〔電卓個人左から西尾3位・池田1位・大谷2位〕 〔珠算個人 藤田3位〕
6月14日(木)6限 2年生を対象に人権教育講演会を開催しました。講師に廣岡栄一さん(ウェブデザイナー Studio-E 所属)をお迎えし、「心のバリアフリー~一人ひとりができること~」の演題でお話しいただきました。廣岡さんは脊髄性筋委縮症という病気のため小学校から車いすで生活しておられます。廣岡さんはある人たちへの偏見はその人たちと実際に触れ合い生活することで解消していくもの、偏見が続くと差別につながるとお話しされました。ご自身の高校時代の体験、同級生たちが体育祭で車いすで参加できる競技を考え実行してくれたことや一緒に街歩きを楽しんだことなどもスライドを交えて紹介されましたが、障がいのある人とない人が触れ合い共に暮らしていくことでより理解が深まると感じました。
6月14日(木)6限に3年生を対象に「命の大切さを学ぶ教室」を行いました。「子供たちを被害者にも加害者にもしないために」の演題で市原千代子様(全国少年犯罪被害当事者の会会員、NPO法人岡山犯罪被害者サポートファミリーズ理事)にご講演いただきました。市原様には昨年に引き続いての講演でしたが、ご自身のお子様を犯罪被害により亡くされた悲しみを誰にも経験させたくないとの強いお気持ちをうかがうことができましたし、犯罪やいじめの加害者にも被害者にもならないための決意をあらためて持つことができました。
教務部