お知らせ
SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。
SSHニュース
令和7年度SSH イノベーション成果発表会開催について
2025年6月25日 12時43分標記の発表会を次のとおり開催します。
1 目的
3年間の探究活動の集大成として行う発表を介して、質疑応答する力を養うとともに、地域や社会へ向けた社会貢献力の育成を図る。
2 内容
(1)課題探究発展ポスター発表
(2)英語による口頭発表
(3)課題探究に関する情報交換会(SSH運営指導委員及び外部参加者)
3 日程
令和7年7月22日(火)
9:15~9:45 受付
9:50~10:50 ポスター発表及び英語発表参観
10:50~11:00 移動・休憩
11:00~12:00 ポスター発表及び英語発表参観
12:10~13:10 情報交換会
SSH土曜活用事業 米東版MOGI模擬国連「ジェンダー平等について」
2025年6月17日 10時55分6月14日(土)に本校多目的ホールで、土曜活用事業として米東版MOGI模擬国連を実施しました。企画・運営を行った言語技術研究部の部員を含め、計25名の生徒が参加しました。前日に説明会が開催され、生徒は模擬国連の流れと担当する国の情報を把握した上で翌日の本番に向かいました。参加生徒は事前に自分の担当国について調べ、スピーチの内容を考えるなど、しっかりと準備を行ったので、本番はスムーズに進めることができました。参加者がそれぞれ各国の担当になることで、他国を知り、知識を得るだけでなく、他者の立場に立って考える、という経験は模擬国連初体験の参加生徒にとって新鮮で有意義だったと感想からも感じられました。以下は参加生徒の感想です。
「全員が納得できる答えを考えるのが難しかったけど、話し合い、みんなで良い答えを出そうとするのが楽しかった」「ジェンダー平等についていろんな視点で考えることができた。個人や国にはそれぞれの立場があり、一つの案をまとめることの大変さがわかった」「実際の国連がどんなものか興味を持った。こういう話し合う活動をこれからもしたいと思った」「今回の活動で社会問題に対する興味がわいたので今後も学んでいきたい」
今後も模擬国連を通して、国際問題について多角的視野を持ち、論理的思考力や問題分析力、合意形成力等が高まっていくことを期待します。
SSH課題探究応用(2年次生)
2025年6月16日 17時08分「ダヴィンチ橋作成中」
令和7年6月12日(木)、課題探究応用の授業風景です。このグループは、ダヴィンチ橋の構造的課題とその克服について追究していました。このグループは、「将来、ダヴィンチ橋の強度を高めて、災害発生時の避難や支援に役立てたい。」と探究の意気込みを語ってくれました。社会貢献力を備えたチャレンジャーが育ってきた様子をうかがえて、担当者として嬉しいコメントです。
また、この日は、「SSH課題探究ノート」を上手に活用して研究ノートを作成している生徒の様子もみかけました。参考にして欲しいので、紹介します。
万能の天才と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチも芸術家でありながら科学にも精通していましたし、「富嶽三十六景」で有名な葛飾北斎も『北斎漫画』で多くのスケッチを残しています。未来のダヴィンチや北斎が育ってくれることを願っています。
【参考】すみだ北斎博物館(https://hokusai-museum.jp/modules/Collection/collections/category/4)
SSH課題探究基礎 STI講演会(1年次生)
2025年6月12日 16時56分令和7年6月5日(木)、第一体育館にて1年次生を対象に、広島大学大学院統合生命科学研究科 西堀 正英教授をお招きして、課題探究に関するSTI講演を行いました。
本校の課題探究へのチェックインに位置づけられる今回の講演会は「『人の振り見て我が振り直せ』を基に、課題研究を始めてみましょう ~他者の研究から学ぶ~」という演題で展開され、西堀先生の深い見識と話術で生徒たちはみるみる講演に引き込まれ生き生きとした表情になっていく様子が印象的でした。その中で、探究活動や大学での学びは「自ら『問い』を立てて解決する=学修(まなんでおさめること)」やその過程で「納得解や最適解を追究する」大切さを示唆していただきました。
また、広島大学でジョウビタキ(スズメ目・ヒタキ科の小鳥)の研究をする本校卒業生の様子もご紹介いただき、生徒たちは良きロールモデルをイメージすることができ、課題探究をはじめる上で、大切な視座を楽しみながら学びました。
生徒たちが、自分の興味を大切にして幸福な社会の一端をイノベーションしてくれることを期待しています。
* STIとは、Science, Technology、 and Innovation(科学技術イノベーション)の略です。
《関連サイト》
「西堀先生に聞きました!」(https://gsbstop.hiroshima-u.ac.jp/interview/ja/nishibori.html)
「クマの生息域把握 注目の最新研究広島」(https://www.nhk.jp/p/okonomi-hiroshima/ts/N582XX6G98/blog/bl/pG6rxqgeJG/bp/p6r3jmze91/)
「伯耆大山山麓におけるジョウビタキ Phoenicurus auroreus の 繁殖と 3 タイプの巣箱の利用状況」(https://mobile.wbsj.org/nature/public/strix/38/strix38_10.pdf)
SSH 課題探究授業スタート(全学年)
2025年6月12日 16時52分1年次生では課題探究基礎の授業が始まりました。初回の授業では、国旗の形を言葉だけで正確に伝える伝言ゲームをペアで行いました。一人が言葉で説明し、もう一人がその説明をもとに国旗を描くという活動です。生徒は、聞き手の立場に立ち、視覚情報を的確に言葉で表現することの難しさを実感しました。うまく伝えられないもどかしさや、思わぬ伝わり方に驚く場面もあり、言語によるコミュニケーションの奥深さを学ぶことができました。こうした経験から、探究活動を進める上で、相手に正確に意図を伝える言語技術の重要性を改めて感じるとともに、今後の探究活動への意欲も高めることができました。
2年次生では課題探究応用の授業が始まりました。初回の授業では、自分の関心や興味に基づいて研究テーマを決定し、その後、図書資料や論文を用いて先行研究の調査を行い、今後の探究活動の土台を築きました。
3年次生では課題探究発展の授業が始まりました。2年次に行った中間発表を通じて明らかになった課題をもとに、研究内容をさらに発展させていくことが求められます。初回の授業では、課題解決に向けた具体的な方法についてグループで話し合い、今後の方向性を確認しました。7月末に開催されるイノベーション成果発表会に向けてこれから本格的に取り組んでいきます。
令和7年度図書オリエンテーション
2025年4月25日 08時37分令和7年4月14日(月)と15日(火)の「課題探究基礎」の授業で、1年次生を対象とした図書館オリエンテーションを行いました。オリエンテーションでは、図書館の利用規程や検索方法について説明した後、図書の分類や配架を実際に体験するため、グループワーク形式で書籍検索に取り組みました。生徒たちは、それぞれ指示された課題図書を的確に見つけ出していました。
米子東高校は図書館の開放的な利用を推進しており、生徒たちには、課題探究をはじめとする様々な学習活動において、この図書館を3年間積極的に活用し、主体的な学びを深めてほしいと期待しています。
第14回科学の甲子園全国大会出場(速報)
2025年3月27日 09時52分令和7年3月21日(金)より、茨城県つくば市で第14回科学の甲子園全国大会が開催され、10月に鳥取県大会で優勝した本校のチームが出場しています。
以下の動画で、競技の様子を見ることができます。
【実技競技①】
本校生徒の様子は2時間8分後(残り16分35秒頃)に流れます。(10秒程度)
1 https://youtu.be/jRuKzX7Ukgo?
【実技競技②】
本校生徒の様子は1時間41分後(残り33分40秒頃)、1時間51分後(残り23分18秒頃)に流れます。
2 https://youtu.be/0FCT57t2exs?
【実技競技③】
本校生徒は1時間14分後にレースの様子が流れます。
SSH アデレード研修 5日目
2025年3月12日 16時09分令和7年3月5日(水)、アデレード研修5日目はアデレードボタニックガーデンと南オーストラリア博物館を訪れました。
アデレードボタニックガーデンではオーストラリアの植物についての説明を受け,また植物の保管方法であるハーバリウムを体験しました。
生徒は「見たことない植物ばかりで、全ての植物が大きくて新鮮だった。」「一つ一つの植物に特有の特徴があって面白かった。」「説明してくださった方も面白くて楽しかった。」と振り返りました。
南オーストラリア博物館では,オーストラリアに存在する生き物の剥製を観察し,説明を受けました。生徒は「日本では見られない様々な生き物の剥製を間近で見ることができた。特に蜘蛛の剥製は日本では考えられないほどの大きさで驚いた。」と振り返りました。
SSH アデレード研修 4日目
2025年3月12日 16時09分令和7年3月4日(火),アデレード研修4日目はミッチャム女子高等学校の先生からの特別講義を受けました。
まず化学についての特別講義では,オーストラリアの様々なユーカリの葉から蒸留装置を用いてユーカリの油を抽出しました。
技術に関する講義では,実際に回路を作成してスイッチの作用する原理を考えました。
数学に関する講義では,ミッチャムの先生の家のコンクリート部分の面積を求めたり、ユーカリの葉や花のサイズを考慮して花を植える場所をデザインしたりする体験をしました。
生徒は「柔軟な思考が求められ、またアレロパシー(植えられた植物同士の影響)の効果についても学ぶことができて面白かった」「英語でコミュニケーションをとりながら実験することが新鮮だった。理解できるか不安だったが丁寧な説明のおかげで問題なく実験を進めることができた。」「リービッヒ冷却器など授業で習った器具を実際に使ったことも良い経験になった。」と振り返りました。