期日:平成30年3月9日(金)
2月8日に開催されたSSH研究成果発表会で、ポスター発表・生徒投票賞の各部門において優秀だったグループに表彰状が手渡されました。表彰グループについてはこちらをクリックして『SSH研究成果発表会~表彰式~』をご覧下さい。



今年度の課題探究基礎の活動は、各界の第一人者による講演拝聴及び科学実験・数学コンテストなどにより高度な知的刺激を通してより高い科学的探究心(関心・意欲)を磨く能動的な学習に力を注いできました。また、フィールドワークや他校生徒との交流を通じ意欲を高め視野を広げ、コミュニケーション能力・表現力・発信力の育成もしてきたところです。
来年度は、課題探究基礎からステップアップした課題探究応用として更に言語技術教育(言語スキルの再構築)・海外研修事業(国際的発進力の育成)といった能力の向上を目指す。
青谷探訪~弥生人の脳と紙すき~
期日:2017年12月 9日
参加生徒数:8名

青谷上寺地遺跡展示館で遺跡の概要を詳しく教えていただきました。

弥生人の脳に感動!
頭蓋骨に残された傷跡から、当時の戦乱の激しさがわかります。

午後からはあおや和紙工房にて紙すき体験をしました。
初めての紙すきは、思ったよりも力作業で、皆、苦戦していました。

世界で一つだけの和紙ができました。
生徒の感想
●上寺地遺跡は国内でもとても貴重な脳などが出土されていることが分かった。
●遺跡から発掘されたものをあんなにじっくりと見たのは初めてで、とても興味深かった。脳みそを見ることができたのはとても貴重な経験でした。
●弥生人は頭が良く、自然の中の物から生活の糧となるような道具をうみだしている。今後は、弥生人のコミュニケ-ションの取り方についても学びたい。
●出土品が考古学だけでなく医学の発展にも関わったと知り、いろいろな学問はそれぞれつながっていることが分かった。
●青谷上寺地遺跡の素晴らしさを感じました。日本初の発見が多く、弥生文化の宝庫であるということが分かった。
●今後は、どうして争いがあったのか、またDNAがとりだせて先祖が分かるのか明らかになるのが楽しみ。
●歴史にあまり興味が持てなかったけど、状態の良い出土品を見て歴史が身近に感じられた。
この度、国立研究開発法人理化学研究所の創立百周年を記念して、当校へ『科学道100冊』をご寄贈いただきました。
少し早いクリスマスプレゼントに、一同喜んでいるところです。
科学の「知りたい!」に関する、多岐にわたる書籍に圧巻。早速、レイアウトも素敵に図書館へ設置していただき、探究心を磨くブースとなっています。
皆さん!図書館へGO!!

第一回日本医療研究開発大賞 記念講演会
期日:11月25日
参加生徒数:6名

第1回日本医療研究開発大賞 記念講演会に参加しました。
安倍内閣総理大臣ビデオメッセージに続いて、田中啓二 東京都医学総合研究所理事長のご講演「プロテアソーム ~基礎研究が未来を拓く~」、山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所長の特別講演「iPS細胞がひらく新しい医学」、末松誠 日本医療研究開発機構理事長の特別講演「AMEDのミッション:グローバルデータシェアリング」を拝聴させていただきました。最先端の医療研究開発を高校生が垣間見ることのできる大変貴重な機会となりました。
日本化学会中国四国支部大会 化学教育研究発表会
期日:11月11日
参加生徒数:9名
「日本化学会中国四国支部大会 化学教育研究発表会」が鳥取で開催されました。東京理科大学学長の藤嶋 昭先生による特別講演「偉大な先人に学びつつ、自らを高めよう」、日本化学会会長の山本 尚先生による会長講演「破壊的イノベーションと触媒化学」を聴講しました。また、ポスターセッションにも参加し、「イカに光るかバクテリア ~発光バクテリアの発光と菌密度の関係~」というテーマでポスター発表を行いました。

自然科学部員がポスター発表を行っています。発光バクテリアのQuorum-Sensing機構についてタブレットを使って説明をしています。また、1年生の生徒はポスターセッションを実際に見学することで、「課題探究」で実施するポスター発表に向けての良い学びの機会となりました。