今日の出来事
令和6年12月20日(金)、2学期終業式を第1体育館で行いました。

校長先生は式辞で、日本原水爆被害者団体協議会が今年のノーベル平和賞を受賞したことに触れ、現在も世界各地で紛争が起き、そこで多くの人が亡くなっていることに思いを馳せ、平和の実現について考えてほしいと話されました。
また、海外研修報告会を踏まえ、自分の眼で見て経験することには映像等の情報では得られない価値があり、さまざまな機会を通じて世界を経験してほしいと話されました。
そして、2学期の学校生活に満足できたかどうか、もし満足できなかったならその原因を考えて、自分自身で改善していくことを求められました。3年生に向けては、目標に向かって最後まで諦めずに自分との闘いに勝ってほしいと話されました。
充実した冬休みとなるよう、健康に留意して新たな年を迎えましょう。
今日の出来事
令和6年12月20日(金)、終業式に先立ち、2学期に海外研修に参加した4名の生徒が報告を行いました。

一人目の2年次生 前田 蒼衣さんは、鳥取県・バーモント州青少年交流事業で鳥取県代表として10月にアメリカ・バーモント州での交流に参加しました。現地では生態系維持と環境教育をテーマに森林や湖などで調査を行い、地球環境の保全と生態系の維持を、地球に生きる一人一人が自分の課題として捉えることが必要だと感じたと伝えてくれました。

二人目の2年次生 柏尾 俐乃さんは、勝田ヶ丘同窓会の小川・早原奨学基金の支援を受け、7月末にアメリカ・サンディエゴ研修に参加しました。英語でコミュニケーションをとるにあたり、間違いを恐れずに積極的に話すことと、視野を広く持って日本や世界のさまざまなことに関心を持ち、自分の考えを持つことが大事だと話してくれました。

三人目の3年次生 福留 慶汰さんは、島根大学主催の「グローバルサイエンスキャンパス島根」のプログラムの一環として、8月にインドのインド工科大学ハイデラバード校で開催された海外研究交流会に参加しました。インドの高校生たちの好奇心の旺盛さとスピーチ力の高さに触れ、世界を知ることの重要性を伝えてくれました。また、これだと思うことを究めていくことで、研究発表として海外の高校生と交流する道があると示してくれました。

四人目の2年次生 橋本 大さんは、12月に本校独自事業の台湾研修に参加しました。繰り返す日常に倦んで研修に参加することを決めたという橋本さんは、日本と台湾との繋がりを知るとともに、異なる文化や背景を持つ人々の存在に触れ、他者を通じて世界や日本を見ることができた貴重な機会だったと話してくれました。
どの報告も、海外研修によって自分自身や世界の見方が変わり、新たな知見を得たことが伝わってくる内容でした。この報告会を通じて、多くの生徒が刺激を受け、海外研修などでさまざまなことを経験してほしいと思います。
令和6年12月17日(火)、前日に引き続き、生命科学コース1年次生を対象に、高等教育機関と連携した学力向上事業「鳥取大学出前授業」を行いました。
鳥取大学医学部生命科学科 竹内 隆 氏を講師としてお招きし、「生き物の形つくりの不思議と再生医療」という演題で講演をしていただきました。
講演は、仮説立案や実験方法の検討など、研究活動の重要な部分を、イモリの再生実験を題材にして考える実践的な講義で、生徒も大変興味深く聞いていました。
生徒たちは「イモリの再生能力の凄さを知り、そこから人間のがんの発生を防止することができるのではないかという探究心を得られた」「自分から疑問を持つ発想力や、その疑問を解決する柔軟さや難しさを身にしみて感じた」と感想を述べました。
前日に実施した2年次生対象の講演とともに、生徒たちの知的好奇心と探究心を高め、将来の進路選択を考えるうえで大いに刺激を与えていただく機会となりました。
今日の出来事
令和6年12月16日(月)、生命科学コース2年次生を対象に、高等教育機関と連携した学力向上事業「鳥取大学出前授業」を行いました。
鳥取大学研究推進機構研究基盤センター 足立 香織 氏を講師としてお招きし、「医療に関する最近の遺伝の話題」という演題で、講演をしていただきました。

講演では、ゲノム医療・ゲノム編集についてお話をいただきました。それを踏まえてクラス内で討論をすることで、現在の医療技術が抱える可能性や、科学技術の進歩と倫理観に関する問題について、深く考えることができました。
生徒たちは「ゲノム編集については少し怖いと感じるところもあったが、遺伝子から病気を予防・早期発見したり、治療が難しい難病の繊細な治療をしたりと医療の革新が進んでいくことに期待も感じた」「ゲノム解析・編集を"生物学として"だけではなく、"技術としてゲノムを扱うとはどういうことか、倫理的・社会的観点から見た問題点とは何か"を学ぶことができ理解が深まった」と感想を述べました。
今日の出来事
令和6年12月18日(月)多目的ホール にて、1年次生を対象に、 課題探究基礎STI講演会を開催しました。昨年に引き続き、講師に鳥取大学医学部医学科医学教育学講座 植木 賢 氏をお迎えし、「医療機器イノベーションと発明教育 ~日本が世界を変える~」と題して講演をしていただきました。内視鏡にまつわるお話から医療機器イノベーションの具体例を紹介していただき、生徒は大変興味を持ち、よりよい社会を作る思いをもって仕事に取り組むことの大切さを学びました。

この講演会が生徒の探究活動やその後の進路選択、さらに社会に出てからの活動に活かされることを願います。
今日の出来事
令和6年12月19日(木)、1年次生を対象に「税に関する講演会」を行いました。
本校卒業生で公認会計士の 深田 拡慶氏を講師としてお招きし、オンラインで講演をしていただきました。

講演では、公認会計士の仕事内容やご自身の取り組み等について、わかりやすく説明していただきました。最後は後輩となる生徒たちへのメッセージもいただきました。

生徒たちが自分の将来を考えるうえで、大いに刺激を与えていただく機会となりました。
今日の出来事
令和6年12月14日(土)、午前8時30分にホテルを出発し桃園国際空港へ移動しました。

現地時刻の正午頃に離陸し、午後3時過ぎに岡山空港に到着、バスで学校まで移動し午後6時過ぎに解散しました。
生徒はこの度の台湾研修を通じで多くのことを学んだと思います。今後、この経験を多くの生徒に伝え、他の生徒の学ぶ意欲を喚起してもらいたいと思います。
令和6年12月13日(金)、台湾国立新竹女子高級中学を初めて訪問し、交流を行いました。
今年、開校100周年を迎えた新竹女子高級中学の初代校長(故 塚本 清吉 氏)が、本校の前身である旧制米子中学校に勤務されていた縁で今回の交流が実現しました。
歓迎式では、記念品を交換した後、生徒代表挨拶、鳥取県の紹介、学校紹介を行いました。


ダンス・合唱披露も新竹女子高級中学校の皆さんに喜んでもらえるよう全員が、いい笑顔で楽しく行うことができました。


歓迎式終了後に記念写真を撮影した後、授業交流を行いました。授業交流は1年次生、2年次生が別々のプログラムに臨みました。午前中に行われた授業交流では1年次生は二班に別れ、英語の授業と美術の授業に参加し、2年次生は全員英語の授業に参加しました。
昼食後の授業交流では1年次生は午前中と同様に最初二班に分かれ、午前中とは逆の授業に参加した後、最後は全員で数学の授業に参加しました。数学の授業では新竹女子高級中学校の2年生の指導の下、平面ベクトルの基礎的内容を学習しました。授業を行った先生は中国語と日本語の2カ国の言語を駆使し、本校生徒にもわかりやすい授業をしてくださいました。
2年次生は各自が描いた絵などを手提げカバンなどに印刷する美術の授業に参加しました。生徒がiPadを使って絵やイラストを作成し、新竹女子高級中学の生徒がよりよい作品になるよう手助けしてくれました。


楽しい時間はとても早く過ぎてしまい、別れの時間になってしまいました。交流した生徒の皆さんに見送られ、学校をあとにしました。国境や時間を越えた縁で結ばれた新竹女子高級中学と今後も交流が続くことを願いたいと思います。
今日の出来事
令和6年12月17日(火)、2年次生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。西部少年サポートセンター 少年警察補導員 西脇 茜 氏をお迎えし、いろいろな薬物による人体への影響、薬物乱用のおそろしさについてお話をしていただきました。薬物は、「怖い顔をした悪魔」ではなく、「天使の顔をした笑顔の悪魔」によって誘われ、県内でもパートナーから誘われる例があったことも話していただきました。また、「勇気を出してNOと言う」、「困ったときは相談すること。相談することは裏切りではない。」など、誘われたときの対処法も教えていただきました。


他にも闇バイト、ストーカー、デートDVといった問題についてもお話ししていただき、正しい行動を取るための重要なお話を聞くことができました。