チャレンジグループ活動

チャレンジグループ活動とは
 10年後の自分を見据えたキャリア形成の柱と位置づけている活動です。 
 生徒はこの活動を通して、知的好奇心を高め、研究手法を学んでいきます。S2前半まではフィールドワークイン関西につながる研究を進めます。S2後半以降は各自の課題意識に基づき、情報収集~整理・分析~発信~新たな課題の設定という探求活動を螺旋階段的に積み上げ、進路開拓につなげることをめざします。

日誌

S2 CG活動 研究テーマを決定!

2025年5月15日 10時25分

5月14日(水)、S2のチャレンジグループ活動を行いました。

本日は倉吉市や三朝町の解決すべき課題から目指すまちの姿を考え、「研究テーマの決定」をしました。

各班で協力しながらテーマ決定後、リサーチクエスチョン(研究的疑問)を立てていきました。生徒たちは抽象的すぎる問いや調べればすぐわかるような問いが多く浮かんでいましたが、話し合いをしていくうちに研究的な問いに変化していきました。

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↑ 医療福祉グループ

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↑観光文化グループ

また、外部機関と連携している3班は顔合わせと現状や課題についての詳しい説明をしていただき、研究テーマやリサーチクエスチョンを考えていく上での新たな視点を得ました。

① 三朝町 との連携班

三朝町から地域おこし協力隊の森田様をはじめとした5名の方にお越しいただき、空き家の現状と課題やふるさと納税について、協力者藤本さんの紹介をしていただきました。仲を深めるワークとして「価値観カードゲーム」を行い、自分にとって大事な価値観を知り、最終的にどのように空き家の問題を解決してくか考えるきっかけとなりました。

本活動は、空き家の使える建築材をアップサイクルしていき、ふるさと納税の返礼品を作成したり、空き家を活用したイベントの実施を予定しており、空き家問題の解決に向けて実践的な学びを深めていきます。

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② 県立美術館×鳥短 との連携班

鳥取県立美術館を訪問し館長・尾崎様および教育普及担当・佐藤様より、美術館の役割やミッションステートメントについてご説明いただきました。美術館の理念や地域に果たすべき役割について深く学ぶ貴重な機会となりました。
続いて、各班ごとに鳥取短期大学の先生方や学生の皆さんと顔合わせを行い、今後の探究活動に向けた研究テーマの検討を行いました。

本活動では、夏休みに鳥取県立美術館を活用したイベントの実施を予定しており、地域課題の解決に向けて実践的な学びを深めていきます。

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③ 倉吉商工会議所青年部 との連携班

倉吉商工会議所青年部から、小島様を初めとした9名の方にお越しいただきました。今回は、「地元へ帰りたくなる制度や事業を提案」「地元の名産、伝統を知り新たな名産を形に残す」「自分たちの参加したい行事、イベントとは?」の3テーマに分かれ、各班ごとに今後の探究の方向性を話し合いました。生徒は青年部の方々の話から、アイデアを膨らませることができたようです。
引き続き、地域のためにどう関わることができるかということを考えていきます。

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今後の展開にぜひご期待ください。