今日の出来事
今日の出来事
令和6年度もたくさんの卒業生が自らの志を実現しようと受験に向かいました。その中には、SSHで培った科学的探究力などを武器に進路を実現した生徒も多くいます。
先日、在校生向けの『進路のしおり』が完成しました。次の文は、誠実に課題探究に取り組み、大阪公立大学合格を果たした先輩の「合格体験記」です。みなさんの人生の参考になれば幸いです。
私は、高校生活の中で探究活動に力を注ぎ、多くの学びを得ました。この経験を活かし、SSH指定校の生徒のみが受験できるSSH特別選抜という入試方式を利用して、この学部を受験しました。ここでは、私が取り組んだ探究活動と、それを通じて得た学びについてお伝えします。
課題探究応用では、進路に関わるテーマに取り組みたいと考えていました。しかし、自分の希望するテーマを扱うことは難しく、想定外のテーマに取り組むことになりました。テーマ決めに苦戦し、予備実験も上手くいかず、研究の先行きが見えないことへの不安と焦りを感じる日々が続きました。それでも、話し合いを重ね、様々な人からアドバイスを頂きながら試行錯誤を繰り返すうちに次第に探究の面白さに気づいていきました。そして、実験が成功したときの達成感が、何よりのモチベーションになりました。また、私たちは当初から人に伝えることを重視していたため、校外での発表会にも積極的に参加しました。他校のレベルの高い研究に圧倒されることもありましたが、交流を通じて新たな視点を得ることができ、自分たちの研究の価値を再認識できたことは大きな自信につながりました。1年半にわたる探究活動を振り返ると、「継続的な課題発見力と行動力」「仲間や先生との対話力」「研究成果を伝える力」「物事を多面的に捉える力」など、多くの力が身についていたことに気がつきました。
私はもともとこの学部が第一志望でしたが、SSH特別選抜の存在を知ったのは3年生になってからでした。学部の志望理由と探究内容のテーマは直接関係していませんでしたが、探究活動を通じて得た力をどう活かせるかをアピールできると考え、この方式での受験を決めました。入学当初から漠然と推薦入試も視野に入れていたため、様々な活動に参加していましたが、進路には直接関係のない探究活動の取り組みが結果的に入試に役立つとは思ってもいませんでした。情報収集は早いに越したことはありませんが、興味のない分野だからと投げ出さず全力で取り組んできたことは今となって本当によかったと思っています。
「何を研究したか」も重要ですが、それ以上に、「何を学び、それをどう活かすか」が大切だと強く感じています。私自身、戸惑いながら始めた探究活動でしたが、最終的にはその経験が自分の視野を広げ、進路選択にも大きな影響を与える経験となりました。探究活動を通して、みなさんの思考がさらに豊かになり、今後の学びにおいて大きな力となることを願っています。
報告事項
令和7年5月29日(木)、3年次生 舩澤 奈菜さんが境港公共マリーナに於いてセーリング競技国際大会出場激励会に参加しました。激励会では国際大会に出場する高校生3名、中学生2名が平井 伸治知事へ出場する大会を報告した後、出場選手を代表して舩澤さんが支えてくれる方々への感謝の気持ちや大会に向けての抱負と意気込みを語りました。平井知事からは出場選手全員に対し激励のお言葉をいただいた後に花束・記念品が贈呈され激励会は無事終了しました。



今後、舩澤さんが出場する国際大会は以下のとおりです。
【ILCA6ユース世界選手権大会】
大会名:2025 ILCA 6 Youth World Championships
大会期間:令和7年7月28日~8月4日
大会場所:アメリカ ロサンゼルス
【ユースワールド】
大会名:2025 Youth Sailing World Championships
大会期間:令和7年12月12日~19日
大会場所:ポルトガル ヴィラモウラ
※各国・各艇種1艇しか出場出来ないユース世代・世界最高峰の大会の女子ILCA6級日本代表
今日の出来事
令和7年5月21日(水)、3年次生を対象に性教育講演会を行いました。
ミオファティリティクリニック看護師で思春期相談員である 葉山 美紀子氏を講師としてお招きし、「未来の自分を守るために」という演題で講演をしていただきました。

講演では、大学生になってまで親に頼ってばかりではいけないこと、自分自身に責任をもって生きていくこと、性感染症のお話、どんな人も最初から信じてはいけないこと、また、赤ちゃんはおなかの中で手のひらに夢や希望を強く握りしめて産まれてきて、人は大きな声で手のひらを広げ一度手放した夢をつかむ為に生きること等、性や身体についての様々なお話を聴くことができました。

生徒からは「包み隠すことなく、現実や実例を示される講演会で、集中して聞くことができた。自分は18歳ですでに成人となり、高校を卒業したら本格的に社会に出るという部分も含めて、いろいろなアドバイスを受けとることができた。責任をもって自分の身体を管理すること、何かあったら医療機関を頼ること、様々な場所に潜むリスクを回避するための知識を持っておくことなど、知っておく必要があることばかりだった。まずは高校を卒業するまで、そしてその後も自分を大切にして夢に向かってがんばろうと思う。心に響く講演会だった」などの感想がありました。
生徒たちが自立して生きていくうえで、大切なことを教えていただく機会となりました。
来春高校を卒業して様々なことに直面するとは思いますが、自分自身を大切にし、夢を掴んでいってほしいと思います。
今日の出来事
令和7年5月23日(金)第2グラウンドにて、令和7年度県高校総合体育大会・県高校総合文化祭等に向けて、全校で壮行会を行いました。

教員・生徒全員で校歌を歌った後、野間校長が「勝つ準備をして大会に臨み、それぞれが持っている力を100%出し切って」と、また、伴藤生徒会長が「今までの努力の成果を発揮して悔いのない試合を、また応援してくれる仲間がいることを忘れずに、米東の名を胸に堂々と戦おう」と、激励の言葉を述べました。
その後、應援團と吹奏楽部主導の下、全員で『北風荒き』を贈り、應援團がマーチと演舞を披露しました。

最後に、剣道部主将 金尾 健杜さんが、「苦しい練習を乗り越えた今、準備は整った。これまで関わってくださったすべての人への感謝を忘れず、米東生代表としての誇りと自覚を持って最後まで諦めずに戦ってきます」と意気込みを述べました。

5月24日(土)からそれぞれの大会が始まります。これまでの努力が実を結ぶよう米東生全員、全力で応援しています。

今日の出来事
生徒会執行部を中心とするルールメイキングプロジェクトでは、数年来、夏季の下校時の服装についてアンケート調査や試行を行うなど、先生方や保護者の代表の方々と議論を重ねてきました。そして、昨年度末に見直し案を正式に校長先生に提出し、職員会議で協議した結果、最終的に校長先生に認めていただきました。その後、令和7年5月20日(火)の前期生徒総会において、全校生徒の承認を得て以下のように改正することが決まりました。
【生徒指導要項 8その他】
・登下校するときには、原則制服を着用すること。ただし、休日・長期休業期間、試合などの遠征時、6月1日から9月30日の期間の下校時に限り、下記の①、②での登下校を認める。
① 学校指定の体操服
② 各部で統一された学校名、校章がつけられたジャージ、ウィンドブレーカー等
「米子東高等学校生徒会 登下校時の服装に関して」を次のように策定する。
米子東高等学校生徒会 登下校時の服装に関して
① 米東生であることを理解し、米東生としての自覚を持って制服等を適切に着用しましょう。
② 一般の方に迷惑がかからないよう清潔感を保ちましょう。
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今年度より、6月1日~9月30日の下校時に、上記の服装に限り制服以外での下校が認められることとなりました。みんなで決めたルールをみんなで守り、生徒一人ひとりが主体的に取り組むことで、米子東高校をより良い学校にしていきましょう。
令和7年5月21日(水)、22日(木)の昼休憩、本校図書館にてTicket-to-the-World Library 令和6年度SSHオーストラリア・アデレード研修成果発表会を行いました。
令和7年3月1日(土)~3月10日(月)の10日間、オーストラリア・アデレードに派遣された2年次生9名が自身の体験をプレゼンテーションしました。

ホストスクールでは化学や技術、数学のワークショップに参加したり、ホームステイ先で異国の生活や文化に触れ、日本との違いを肌で感じることができたようです。
さらに、米子東高校で行った研究を英語で発表する機会や、様々な日本ではできない体験をすることができ、将来の選択肢を広げられる有意義な時間を過ごしたとのことでした。

この研修を通して、もっと海外の人とコミュニケーションをとりたい気持ちが強くなり、更に英語を学びたいと考えるようになったとのことでした。
発表を聞いた生徒の多くが、日本にいるだけではできない体験と自分の視野を広げることのできる海外研修に挑戦していく意欲をかきたてられたことと思います。
令和7年5月20日(火)7限終了後にオンラインで前期生徒総会を行いました。まず、令和6年度後期生徒会長 安宅 倖之助さんが生徒会活動報告を行い、重点的に取り組んでいたルールメイキングプロジェクトについて話をしました。

次に、令和7年度前期生徒会長 伴藤 菜摘さんが、新執行部の紹介をしました。また、生徒副会長 魚谷 航さんが生徒会会計収支決算報告および生徒会予算案について説明しました。最後に生徒会長 伴藤さんが前期生徒会活動方針案として、生徒会活動の見える化、空き教室の自習室化、ルールメイキングプロジェクトをさらに推進していくことを宣言しました。

新しくなった執行部を中心に米子東高校の生徒会活動がさらに活性化していくことを願っています。
今日の出来事
令和7年5月21日(水)、本校応接室において、令和7年度競技力向上対策事業(運動部活動活性化事業)に係る強化部指定書の授与式が行われました。
今年度はテニス部男子、山岳部女子が指定され、鳥取県スポーツ協会 小西 慎太郎専務理事から各部の顧問に強化部指定書が、野間校長には強化指定校のプレートが手渡されました。

小西専務理事から「強化部としての自信と誇りを持って日々の活動に取り組み、心身の鍛錬と競技力の向上に努めてほしい」との激励の言葉があり、顧問一同、生徒の皆さんが文武両道を実践し、それぞれの活動で成果を残すことができるよう指導と支援を行う気持ちを新たにしました。