5月25日~27日に鳥取県立武道館で第54回鳥取県高校総体がありました。
1日目は、公式練習と開会式です。
2日目は、個人戦です。
2位までがインターハイ出場、そして6位までが入賞です。
1次予選は8射5中通過で、倉西からは16名が通過。
2次予選は4射3中通過で、倉西からは10名が通過。
決勝は、4射して上位から順位を決定するので
インターハイの切符を手にするには、ほぼ皆中するのが条件となります。
女子は、全体で4中が1名。この選手はインターハイ出場が決定。
ということは3中にも1名チャンスがあります。
3中は7名。そのうち倉西が3名。
射詰競射の結果、4本目で西菜央が準優勝となりました。
その後の遠近競射の結果、松田美優が第5位、長谷川愛が第6位となりました。
男子は、岡本響が皆中、全体で4中が2名。
この2名はインターハイ出場が決定し優勝決定の射詰競射へ。
競射4本目で岡本響の優勝が決定しました。
3中順位決定の遠近競射の結果、坂田晴信が第3位、山根路人が第6位に入賞しました。

3日目は団体戦です。
予選40射して上位4チームを選出。その後決勝リーグ戦によって順位を決めます。
優勝チームのみがインターハイに出場です。
女子は、予選1立目15中、2立目15中、合計30中で予選を1位で通過。
(倉吉西30中、米子南25中、米子西24中、鳥取西22中)
平均15中で安定していますので、そのままのメンバーで決勝リーグへ。
決勝リーグ戦
第1試合
●鳥取西 4-12 米子西〇
●倉吉西 14-18 米子南〇
米子南が18中。予選12中、13中からのいきなり高的中。
これがあるから弓道は怖い。
倉吉西は2本目に横皆中で拍手をもらい、プレッシャーをかけますが
米子南は3本目と4本目を横皆中。
負けました。
これで、倉吉西がインターハイに行くには、
残り2戦2勝し、米子南が残り2戦2敗して、勝率で勝つしか方法はありません。
(2勝1敗同士だと直接対決の結果が反映されるので、同率では負けます)
負けたことは仕方ない。18中されたら仕方ないと選手に伝えて送り出します。
第2試合
●鳥取西 8-17 倉吉西〇
●米子西 11-14 米子南〇
持ち直して17中、今できることはやった。
しかし、米子南も2戦目を勝利したので、この時点で倉吉西のインターハイ出場権は消えました。
第3試合
〇倉吉西 14-10 米子西●
〇米子南 14-10 鳥取西●
失意のもとに第3試合。
以上の結果、米子南3勝、倉吉西2勝1敗、米子西1勝2敗、鳥取西3敗
ということで、倉吉西は第2位となりました。
男子は、予選1回目19中、2回目17中、合計36中で予選を1位で通過。
(倉吉西36中、境港総合31中、米子工業28中、鳥取工業24中)
男子もメンバー変えずに決勝リーグへ。
第1試合
〇倉吉西 18-10 米子工業●
●鳥取工業 10-15 境港総合〇
中国予選で負けた米子工業に勝ち、1勝。
第2試合
〇倉吉西 17-11 鳥取工業●
●米子工業 12-15 境港総合〇
次は2勝同士の境港総合と対戦です。
倉吉西はここまで、19中、17中、18中、17中。
境港総はここまで、14中、17中、15中、15中。
次で勝った方がインターハイ!
第3試合
●鳥取工業 8-15 米子工業〇
〇境港総合 15-13 倉吉西●
以上の結果、境港総合3勝、倉吉西2勝1敗、米子工業1勝2敗、鳥取工業3敗
ということで、第2位となりました。残念。
また、坂田晴信(20射19中)が最高的中賞を獲得しました。

今年も、団体戦の日は全部員が応援に駆けつけ、一丸となって応援し選手の背中を押しました。
部員全員に感謝。ありがとう。
そしてこの試合で引退の3年生、お疲れさまでした。ありがとう。

男子個人の岡本響、女子個人の西菜央は
8月に宮崎県都城市の「早水公園体育文化センター」特設弓道場で開催される
「感動は無限大 南部九州総体2019」に出場します。
試合結果
個人戦
女子
準優勝 西菜央 →インターハイ出場
第5位 松田美優
第6位 長谷川愛
男子
優勝 岡本響 →インターハイ出場
第3位 坂田晴信
第6位 山根路人
団体戦
女子 第2位(西菜央、長谷川愛、大下桃果、湯淺美思、平井穂紀、松田美優、山田珠以)
男子 第2位(小倉凪人、西尾祐哉、坂田晴信、小椋太地、山根路人、山根直武、池口修斗)
最高的中賞
男子 坂田晴信(20射19中)
10連覇がかかった男子団体、6連覇がかかった女子団体。
年々重荷を背負わせてしまっていたのか。連勝リセット。
毎年選手は変わるも常勝を求められる現役。
今年も冬の間に強化して全国で勝負できるチームに仕上げたつもり。
団体予選では男女とも悪くない的中。
「大丈夫だ。」監督に慢心や隙があったのは否めない。
生徒は精一杯戦ってくれた。
生徒にもう一声かけるべきだったのか?何かできることはなかったのか?申し訳ない。
戦力十分、いいチームになってきたぞ!と、日本一を目指して臨みましたが
このチームを全国で戦わせることは出来ませんでした。
このチームのラストは中国選手権。
残り1か月弱。さぁ最後にひと暴れしようか!