6月3日~5日に鳥取県立武道館で第52回鳥取県高校総体がありました。
1日目は、公式練習と開会式です。
2日目は、個人戦です。
2位までがインターハイ出場、そして6位までが入賞です。
1次予選は8射5中通過で、倉西からは13名が通過。
2次予選は4射3中通過で、倉西からは9名が通過。
決勝は、4射して上位から順位を決定するので
インターハイの切符を手にするには、ほぼ皆中するのが条件となります。
女子は、絹見翼(S2)、秋田美南子(S3)と平田麟花(S3)と他校の選手2名の5名が皆中。
以降射詰めで優勝決定を行います。(5本目以降は8寸)
絹見 ×
秋田 ○○○○×
平田 ○○○○◎
絹見は、1本目で失中して5位。2本目で1人失中。3本目で1人失中。
この時点で秋田と平田がインターハイ個人戦出場権を獲得。
4本目はお互い的中し、的替えのために一旦退場。
5本目の8寸を、平田が中てて優勝、秋田の準優勝が決定しました。
倉吉西の選手で3中は、石笠のあ(S2)、岡田輝(S3)の2名。
遠近競射の結果、岡田が6位に入賞しました。
男子は、小倉大輝(S3)、前田航平(S3)が皆中。
皆中した選手が、この2名のみだったのでこの時点でインターハイ個人戦出場権を獲得。
以降射詰めで優勝決定を行います。(5本目以降は8寸)
小倉 ○○
前田 ○×
競射2本目で決着。小倉が優勝、前田が準優勝となりました。
以上の結果、倉吉西からは4名がインターハイ出場権を獲得しました。
2年ぶり4回目の男女個人戦出場枠総取りとなりました。
3日目は団体戦です。
予選40射して上位4チームを選出。その後決勝リーグ戦によって順位を決めます。
勝率で並んだ場合は総的中で、それでも決まらない場合は競射で順位を決めます。
優勝チームのみがインターハイに出場です。
女子は、1回目18中、2回目17中の40射35中で予選を1位で通過。
これは、県内女子40射的中記録更新となりました。
(倉吉西35中、鳥取西25中、米子南24中、米子西22中)
決勝リーグ戦
第1試合
●鳥取西 14-19 倉吉西○
△米子南 8-8 米子西△
第2試合
○鳥取西 12-8 米子南●
○倉吉西 16-8 米子西●
第3試合
●米子南 14-16 倉吉西○
●米子西 10-14 鳥取西○
第1試合は、中国選手権予選で負けている鳥取西、予選では引き離したとはいえ油断は出来ません。
ここが勝負どころとギアを上げ、集中して挑んで19中。
その後も順調に全勝し、3勝0敗60射51中で優勝。
4年連続17回目の優勝となりました。
男子は1回目15中、2回目16中の40射31中で予選を2位で通過。
(鳥取西32中、倉吉西31中、米子南24中、境港総合23中)
決勝リーグ戦
第1試合
●鳥取西 14-16 倉吉西○
○境港総合 14-8 米子南●
第2試合
●鳥取西 14-15 境港総合○
△倉吉西 12-12 米子南△
第1試合は、予選で1中負けている鳥取西。ここが天下分け目の天王山か!と気を引き締めて入場。
接戦を2本差で競り勝てて、気が緩んだのか第2試合で失速。その結果引き分け。
第2試合を終えて、境港総合が2勝、倉吉西が1勝1引き分け、米子南が1引き分け1敗、鳥取西が2敗。
ということは、第3試合で倉吉西が勝てば、2勝1引き分けで優勝が確定しますが、
境港総合と引き分け、もしくは負けた場合は境港総合が勝率で上位となります。
最後まで集中!運命の第3試合がスタート。
1本目 倉吉西は4中、境港総合は4中。お互い譲らず。
2本目 倉吉西は3中、境港総合は4中。1本差。粘れ!
3本目 倉吉西は3中、境港総合は0中。
4本目 倉吉西は5中、境港総合は3中。
途中までは負けてますが、最後は横皆中でしっかり締めます。
第3試合
●境港総合 11-15 倉吉西○
●米子南 11-13 鳥取西○
以上の結果、2勝1引き分け60射43中で優勝。
8年連続22回目の優勝
4年連続12回目のアベック優勝
2年ぶり2回目のインターハイ出場権個人団体総取りとなりました。
また、平田麟花が女子最高的中賞(20射19中)を獲得しました。
今年も、団体戦の日は全部員が応援に駆けつけ、一丸となって応援し選手の背中を押しました。
部員全員に感謝。ありがとう。
そしてこの試合で引退の3年生、お疲れさまでした。ありがとう。
女子個人の平田麟花、秋田美南子、男子個人の小倉大輝、前田航平は
8月に宮城県仙台市のカメイアリーナ仙台で開催される「はばたけ世界へ 南東北総体2017」に出場します。
そして、あと半月ほどで中国選手権です。
接戦の後、高的中の後、気の緩みはアブナイですね。
常に緊張感を持って集中!!
これからが勝負です。がんばりましょう!!
試合結果
個人戦
女子
優勝 平田麟花(S3)
準優勝 秋田美南子(S3)
第5位 絹見翼(S2)
第6位 岡田輝(S3)
男子
優勝 小倉大輝(S3)
準優勝 前田航平(S3)
団体戦
女子
優勝(平田麟花、高田麻鈴、秋田美南子、岡田輝、山口智未、木山菜月、近藤七海)
男子
優勝(前田航平、一條貴志、東本永遠、小倉大輝、室山琉風、松嶋駿、松本佳祐)
最高的中賞
女子 平田麟花(20射19中)