読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

図書館を活用した授業(1年現社)

2012年2月9日 00時00分
 
1年現代社会の授業で、世界の民族紛争についてグループ学習を行っています
 
 各クラス、8つのグループ(①北アイルランド紛争 ②ユーゴスラヴィア紛争 ③チェチェン紛争 ④クルド問題 ⑤ルワンダ内戦 ⑥チベット独立運動 ⑦カシミール紛争 ⑧東ティモール独立運動)に分かれて、本で調べます。民族紛争は複雑な要因が絡んでわかりにくい問題ですが、原因や現状を調べて整理することで理解を深め、グループで意見交換しながら自分にできることは何かを考える、という授業です。
 
 さらに、調べたことを模造紙にまとめ、ポスターセッションの形式で全員が発表します。調べたことを相手にわかりやすく伝えることも授業のねらいのひとつです。
 
 
 先週の人権LHRに引き続き、授業には図書館が支援という形で関わっています。授業担当者と相談しながら資料を準備したり、実践事例やワークシート等の情報を提供しています。また、授業にも参加して資料の見方や探し方を教えたり、まとめ方のアドバイスなどもしています。
 図書館は授業と連携することで、生徒の論理的思考力や表現力を育成する支援をしていきたいと考えています。
 
 
<授業の様子> 
   
    県立図書館からもたくさんの本を借りて調べました      図も入れたりしてわかりやすく模造紙にまとめています
 
 
   
   ひとり3分間で調べたことを発表して質問も受けます       自分の発表が終わったら次のグループ発表を聞きます