読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

鳥取県高等学校ビブリオバトル2020

2020年12月14日 09時48分

鳥取県高等学校ビブリオバトル2020 山本さん「チャンプ本(優勝)」獲得!

12月13日(日)に倉吉体育文化会館にて「鳥取県高等学校ビブリオバトル2020」が開催されました。
ビブリオバトルとは「本の紹介ゲーム」です。参加者は1人が1冊好きな本について5分間で紹介し合い、最後に投票を行なって「一番読みたくなった本<チャンプ本>」を決定するというものです。

県内の高校10校から10名の生徒が参加し、本校からも校内予選で選ばれた山本夏未さんが
「オーブランの少女」(深緑野分)を紹介しました。
中学3年生のときに深緑野分さんの本に出会ったという山本さん。そんな深緑野分さんのデビュー作である短編集「オーブランの少女」は収録されている5つの話がどれも多彩な表現で作られており、まるで5人別々の人が書いたような話でとても面白い、きっとこの本を読めば「深緑野分」さんの他の小説も読みたくなるはず。と、引き込まれる語り口で紹介。

その結果、なんと最多票を頂き、見事「チャンプ本(優勝)」に選ばれました!

最後にチャンプ本獲得者の感想で「高校に入ってからビブリオバトルと出会い、いろいろな本との出会いに繋がりました。優勝するとは思わなくてとても驚きましたが、今後、もっと自分の学校でもビブリオバトルに興味を持つ人が増えてほしいです。」と語ってくれました。

山本さん、お疲れ様でした!



堂々と発表する山本さん


チャンプ本(優勝)獲得の賞状

優勝した山本さんと、ボランティアスタッフをした3名

どの生徒さんの発表もとても上手で、読みたくなる本ばかりでした。