読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

全国高等学校ビブリオバトル2021鳥取県大会

2021年12月14日 15時23分

 12月12日(日)、倉吉体育文化会館で、「全国高等学校ビブリオバトル2021鳥取県大会」が開催されました。ビブリオバトルとは「本の紹介ゲーム」です。参加者は1人が1冊好きな本について5分間で紹介し合い、最後に投票を行なって「一番読みたくなった本<チャンプ本>」を決定するというものです。
 県内の高校から13名の生徒が参加し、本校からは山本夏未さんが参加しました。
今回山本さんが紹介した本は『分かれ道ノストラダムス』
(深緑野分)。ノストラダムスの大予言が取り沙汰される99年夏、初恋相手が死なずに済んだ可能性について探る高校生2人が、終末思想に影響された新興宗教団体の事件に呑み込まれていく青春ミステリーです。登場人物の魅力、どんどん読み進めたくなるストーリー、深緑野分さんの作品への熱い想いを語った山本さんは決勝まで進み、奨励賞に選ばれました。

 また、今大会のボランティアスタッフとして本校から3名の生徒が会場の設営、大会の進行、片付けに参加してくれました。

作品の魅力を語る山本さん

人生の「分かれ道」について考えさせられます 

 山本さん(右)とボランティアスタッフの2人


機材の準備を行うボランティアスタッフ