読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

「源氏物語はなぜおもしろいか」講演会開催

2011年10月26日 00時00分

10月25日、台風12号の影響で延期となっていた講演会「源氏物語はなぜおもしろいか」(講師:中永廣樹前鳥取県教育長)を開催しました。本校生徒に聴講希望者を募ったところ3年生・専攻科生を中心に180名を越える生徒が集まり、保護者や地域の方、教職員を合わせて約200人が聴講しました。
講演で中永先生は、源氏物語54帖の名場面を追いながら、光源氏の魅力とその悲しみ、紫の上の愛と絶望など、源氏物語が人間心理の深層を描いた世界に誇る名作であることに触れられ、人を愛するということの意味や人生の目的などについて考える機会となりました。
 
    
 「みなさんこんにちわ・・・ 」
       和やかに講演が始まりました。
     
 
 
 
次第に話に引き込まれていく生徒たち・・・
 
 
源氏物語が千年生き残った理由は・・・
 
    フィクションの中にある真実
          「愛」とは・・・「人生」とは・・・ 
 
 源氏物語が外国でも受け入れられている理由は?
 「もののあはれ」との関連は?など質問が相次ぎました。
       
 
  源氏物語の奥深さに触れることができました。
   「夕顔」がますます好きになりました・・・(謝辞)