首都圏研修

首都圏研修

1・2年次の希望者を対象に「首都圏研修」を実施しています。平成18年度に始まったこの研修は、大学生の話を聞いたり、最先端の学問・研究に触れることで、学びの意義を再確認し、高い志と社会に貢献しようとする意識を向上させることをねらいとしています。

生徒にとってこの研修は、より高い志を持って学び続けていく契機となっています。

首都圏研修2日目(文系)

2015年1月22日 21時05分

 今日は午前中に日本赤十字社、午後からほけんの窓口、読売新聞社を訪問しました。

 日本赤十字社では、青少年見学担当の金子様より赤十字のマークの由来や結成時のエピソードなどをお聞きし、基本理念について説明を受けました。また、地階の備蓄倉庫を見学し、東北大震災被災時に搬出した支援物資の数々を説明していただきましたが、量の多さに被害の大きさを推測することができました。

 昼から午後にかけて訪問したほけんの窓口株式会社では、同窓生として大先輩の窪田泰彦社長様自ら生徒へ伝えたいことを話してくださいました。その内容として次の5項目についてお言葉をいただきました。

    「世界の国、人達から尊敬される日本」をどう築くか

    世界に先駆けた「高齢化国家」のモデルづくり

    人生で学んだこと-人間関係で一番大切なことは「尊敬」される、できる

    いろいろなジャンルのいろいろな本を読む-人生の引き出しづくり

    中学・高校・同郷の友は生涯の友-友達こそ人生の財産 

今の日本の弱点についても話していただきましたが、大胆な発想とその根拠について説得力のあるお話に、生徒からの質問が絶えませんでした。

 最後の訪問先として、読売新聞社OBの山崎純之介様より新聞作成についてお話をいただきました。紙面で力を入れて作成されている記事の作成や、新聞社の仕事のおもしろさをお話しいただきました。また、スポーツや選挙の結果など締切時刻を超えそうな記事については、勝ちパターンや負けパターンなど2通りの記事を事前に作成しておき、結果が出た後手直しをして締切に間に合わせるとのことでした。

3社とも大変熱心にお話しいただき、生徒の質問が尽きませんでした。お話ししていただきました皆様、ありがとうございました。


日本赤十字社の備蓄倉庫


ほけんの窓口



読売新聞社



富士山の絵の前で集合写真