小論文品評会を行いました
2012年8月29日 00時00分本校では、1・2年生は年6冊の必読図書を読みます。また、夏季・冬季休業中に割り当てられた必読図書についてはその本に関する小論文を課しています。
本日6・7限に、1・2年生の小論文品評会を実施しました。品評会では各クラスでグループに分かれて皆が書いた小論文を読み合い、各クラスの代表作品を選びます。さらに、クラスの代表作品の中から校内読書小論文委員会において優秀作品を選びます。今回の優秀作品は冊子『志在千里』33号に掲載されます。
今回の品評会では、どのクラスでも活発な議論や意見交換がなされていました。また、クラスの代表作品を選ぶだけでなく、その選んだ代表作品についての検証を行うクラスもありました。問題解決能力や表現力をつける上で、小論文は重要な役割を果たします。今回の品評会で学んだことはきっとこれから生徒の皆さんの力になっていくでしょう。
「ここは…」「それはね…」白熱した議論(2年4組) 課題の意図と作品の論点について考察しています(1年5組)
今回の必読図書
【1年生】
1組 『疑似科学入門』 池内 了/著 岩波書店
2組 『学校って何だろう』 苅谷剛彦/著 筑摩書房
3組 『名画を見る眼』 高階秀爾/著 岩波書店
4組 『科学の目 科学のこころ』 長谷川真理子/著 岩波書店
5組 『野の花の入院案内』 徳永 進/著 講談社
【2年生】
1組 『わかりやすいはわかりにくい?』鷲田清一/著 筑摩書房
2組 『自由と民主主義をもうやめる』 佐伯啓思/著 幻冬舎
3組 『寝ながら学べる構造主義』 内田 樹/著 文藝春秋
4組 『日本のデザイン』 原 研哉/著 岩波書店
5組 『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一/著 講談社