読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

図書館ゼミ「イギリス文学の愉しみ」を開催しました

2012年10月22日 00時00分

10月16日の放課後、しまねブックトーク研究会代表の宇田祥子さんに来ていただき、今年度第1回の図書館ゼミ「イギリス文学の愉しみ 第1回 エリナー・ファージョンを中心に」を開催しました。
 
まずストーリーテリング(素話)でファージョンの作品「貧しい島の奇跡」(『ムギと王さま』収録)を楽しみました。30分ぐらいの語りでしたが、会場は今にも波が押し寄せてきそうな臨場感に包まれ、すっかり作品世界に引き込まれました。初めてストーリーテリングに接する参加者も多かったのですが、「よかったです!」との感嘆の声も聞かれました。
 
後半はファージョンの代表作品解説と、写真による作品舞台の紹介でした。今春イギリスで実際にファージョン作品の舞台を旅された宇田さんが撮影された、現地の美しい風景や建物の写真がスクリーンに映し出されると、皆スクリーンに目が釘付け。まるで現地を実際に旅しているような有意義な時間を過ごすことができました。
 
        
   作品を手に取って読んでみたくなる、興味深い解説          たくさんの美しい写真を鑑賞しました 
 
 
第2回は12月19日(水)の放課後に開催を予定しています。今度はローズマリー・サトクリフの作品および作品舞台の紹介です。1回目に参加できなかった方の参加も大歓迎! 多くの方の御参加をお待ちしています♪