読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

図書館が教室棟に出張!

2013年2月8日 00時00分


倉吉東高校の図書館は、教室棟から少し離れた「図書館・専攻科棟」にあります。
図書館に行くには屋外の通路を通ることになるので、この時期は図書館に来てくれる生徒が「寒かったー!」と言いながら冷たくなった返却図書を持って入ってくることが多く、また悪天候の日にはどうしても利用がしづらくなります。
 
でも、室内にいる機会が多い冬は、読書にはもってこいの季節。
また、入試本番の時期を迎え、1・2年生も大学受験に向けて読解力をつけるきっかけづくりにはもってこいの季節でもあります。
 
そこで、「少しでも本に親しむきっかけを作ろう!」と、2月7日と8日の2日間、昼休憩に図書館から教室棟に本を運び込んで「出張図書館」を実施しました。
7日は2年生の教室がある教室棟2階、8日は1年生の教室がある教室棟1階にコンテナで図書館の本を運び、自由に本を見てもらうようにしました。もちろん貸出や読みたい本のリクエストにも対応します。
また、図書委員と読書小論文委員の生徒にも呼びかけて、事前準備や当日の運営にも携わってもらいました。
 
 
   
 
   幅広いジャンルの本を選んで持って行きました      会場の様子(1階) 看板は2年図書委員の力作です 
 
 
 初めての試みでしたが、昼休憩が始まってすぐに寄ってくれる生徒もいたり、友達を誘ってきてくれる生徒もいたりして、よく賑わっていました。 貸出も2日間で30冊近くあり、小説や人気の本以外にも授業で取り上げられた内容が載っている本や読解力をつけるために読んでおいてほしい新書など、幅広い内容の本が借りられました。また、本の話題で友達同士で盛り上がる光景もよく見られました。
 今後も、たくさんの生徒にとって本との出会いのきっかけになるように、機会を見てまた実施していこうと思います。
 
 
   
 
     多くの生徒が立ち寄ってくれました                読みたい本との出会いはありましたか?