読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

小論文品評会を実施しました

2013年4月18日 00時00分


 4月17日に、春休みの課題である「高校生が考えるリーダー論」についての小論文の品評会を行いました。
 春休みの小論文課題は、生徒が学園祭プレゼンテーションコンテスト及び国際高校生フォーラムに目的意識を持って関わることができるように、今年度から新たな取り組みとして実施しました。今回の品評会では、先日の創立記念日OB講演会の内容も取り入れつつ、現代リーダー論について全校で考えました。それぞれが書いた小論文の内容をクラスや学園祭のチーム内で共有し、今後も更に議論や考察を深めていってほしいと思います。
 
 1年生は初めての小論文、そして初めての品評会です。担任の先生の丁寧な指導のもと、熱心に取り組んでいました。
 
  
 
     みんな、とても熱心に取り組んでいます          「ここの班はどんな意見が出たかな?」
 
 
 2年生、3年生はこれまでの品評会の経験を生かして進めていました。
 特に3年生は、グループ内で大変に熱い議論がなされていたり、今回の一連の取り組みを通して皆がそれぞれ考えた「リーダー像」をまとめる取り組みもなされたり、と「東高生のリーダー」らしい姿が見られました。
 
  
 
    2年生はもう、品評会も慣れたものです           白熱した議論を展開する3年生、さすがです!
 
  
 
    相互評価のコメント記入中…(3年生)         各自がふせんに書いた意見を皆でまとめます(3年生)
 
 これからプレコンやフォーラムに向けて本格的に動き出していきます。6月14日の放課後には「表現力向上講座」として、立教大学教授の河野哲也氏を講師にお招きして「リーダー論」をテーマにしたワークショップを計画しています。直接的に関わる委員や担当者だけでなく、みんなで現代リーダー論について主体的に考え、将来に向けての実り多い取り組みにしたいですね。