読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

小論文LHRを実施しました(2年生)

2014年3月20日 00時00分

 倉吉東高校では、毎年夏に「国際高校生フォーラム」を開催しています。今年8月に開催される第13回国際高校生フォーラムでは、
「高校生が考える21世紀の医療-限りなく発展する医療技術と生命倫理を架橋せよ-」
というテーマで、国内外の高校生がプレゼンテーションを行い議論を交わす予定です。
 
 そこで、テーマに対してより高い問題意識やより深い知識を持って国際高校生フォーラム及び7月に実施する学園祭プレゼンテーションコンテストに臨むために、新入生を含めた全校生徒が春休みの課題としてその年のフォーラムのテーマに関する小論文を書くことになっています。
 その前準備として、2年生は3月19日に小論文LHRを実施しました。
 
  
 
 各クラスで、テーマの趣旨を改めて確認した上で、脳死と臓器移植や遺伝子操作に関わることなど、昨今の医療技術と生命倫理に関しての課題に対して「このような場合、あなたならどうするか、どう向き合うか」ということを、自分の意見をまとめた上でグループごとに意見交換を行いました。
 
 また、2組・3組の文系クラスは合同で、大学入試で実際に出題された生命倫理に関する小論文の問題にも取り組み、今回の小論文で考えるべきポイントについての解説がありました。
 
  
 
 
 2年生は今後、新3年生としてプレコンそしてフォーラムで1・2年生をリードし大いに活躍してくれることと思います。そして1年生や新入生も含めて、皆さんが今回の小論文課題を通して医療技術と生命倫理について考察を深め今後の主体的な学習に繋げることを期待しています。