読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

図書館ゼミ「自己表現力を高める」を実施しました

2014年6月23日 00時00分
 6月20日放課後、図書館ゼミ「自己表現力を高める」を実施しました。
 今回の講座は、生命倫理をはじめとする応用倫理学を研究しておられる広島大学大学院文学研究科教授の松井富美男先生に来ていただき、目前に控えた学園祭そして国際高校生フォーラムに向けて、プレコン委員を対象に今年のテーマ「医療問題と生命倫理」に関する講義とチーム別協議という形式で実施し、生徒や職員等60名を超える参加がありました。
 
 前半の講義では、生命倫理についての視点や問題の捉え方、倫理学の役割の変化等、普段なかなか触れることのない倫理学の専門家ならではの内容に皆が熱心に聞き入っていました。
 また後半は各チームに分かれて、松井先生から与えられたいくつかの「お題」をもとに、自分たちがプレコンに向けて考えていることについて話し合い、まとめを発表しました。どのチームも大変熱心に話し合いがなされており、最後の松井先生からの講評・指導助言では「いいところをつかんでいるチームもあって感心した」との言葉もいただきました。終了後も残って松井先生に質問をする生徒や話し合いをしているチームも多く、非常に熱気にあふれた会になりました。
 

講師の松井富美男先生
 

チーム別に話し合っています
 
 
話し合ったことをチームごとに発表
 

終了後も熱心に質問していました