読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

第3回 図書館文化講座

2009年12月4日 00時00分

【第3回 図書館文化講座】

 
     読書会で「街場のウチダ論」を語ろう!
  
               
 
   
   11月30日(月)放課後、明後日に予定している内田 樹先生をお迎えしての「著者
   講演会」に向けて、図書館で読書会を開催しました。
 
   参加生徒は11名。国語・関先生の司会進行のもと、まずは『寝ながら学べる構造
   主義』『先生はえらい』など事前に読んだ内田先生の著書について感想や意見を述
   べ合い、ウォーミングアップ。
   その後、『街場の教育論』『日本辺境論』から抜粋したプリントをテキストにして、「こ
   んにゃく問答」の実演も交えながら内田先生の「学び」について読みを深めました。
 
   参加者からは、「講演を聞くにあたっていいステップになった」「自分は内田氏の著書
   を2冊読んできたが、“学び”についての本は読んでいなかったので、少しでも内田氏
   の“学び”についての知識をつけられて良かった」などの感想があり、講演会への期待
   が高まりました。