読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

図書館文化講座

2009年12月25日 00時00分
【第4回 図書館文化講座】
 
   「サイエンス工作 ポップアップクリスマスカードを作ろう!」 
     

   

 12月16日(水)放課後、図書館にて10名が参加し、「紙」をテーマにしたサイエンス講義とクリスマスのポップアップカード作りをしました。 
 
   
 
 前半はクリスマスカード作り。講師の家庭科・田中先生の指導のもと、型紙の上から針で印をつけたり、カッターで切り込みを入れていきます。簡単そうに見えて細かい作業に皆の表情は真剣そのもの。仕上げの山折り、谷折りに苦戦しながらも、ツリーがうまく飛び出すと「おーっ」という歓声があがっていました。
 
         
     
後半はサイエンス講義。講師は物理の石田先生です。「紙」といえば・・・"お札"。見慣れた千円札を拡大し、様々な発見をしてみることから話は始まりました。外国の紙幣、電子顕微鏡で見た新聞紙やトイレットペーパーの画像、先生が薦める「ものづくり」や「サイエンス」の本などをブックトークのように紹介しながら、「紙」の不思議をお話しいただきました。
 
参加者は、クリスマスカード作りは「(物理の)宿題をやっているような感覚に襲われた」「目が疲れた」と言いながらも、久しぶりの工作を楽しんだようです。サイエンス講義も「とても興味がわく話でした」「身近なことから、いろいろな文化を知ることができておもしろかった」という感想が寄せられました。